【ハイキュー!!】猫、付き合い始めました【菅原孝支】 (ページ24)

今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:14,591 hit

４８逃げ出す　貴女side ページ24

男に人が部屋を出て行く

響「どうかした？」

『…いえ…何もないですけど…』

響「そう…」

響さんはそういったあと部屋にある椅子に座ってケータイをずっとかまってる

結構前から気になっていたがさすがにじれったくなってきた

『あの恭介…さん』

恭「呼び捨てでいい」

『恭介…あの逃げるつもりないから縄を解いt((恭「それ聞かれて本当に解く人いると思う？」…いませんよね…』

部屋を見回すよくよく見ると凝った装飾がしてある

後ろを見て驚いた

壁に杭で剣や拳銃が固定されている

私殺.されるんじゃ…

私はいよいよ自分の身が心配になってくる

ガチャ

さっきの男の人がドアを開けて入ってきた

そして恭介…の前でこういった

「恭さん…時間です…そろそろはじめられて方がよいのでは…」

恭「え？もうそんな時間かい？しょうがないはじめようか…」

恭介…は私の後ろの壁から拳銃をとると私に向ける

『恭介…何を…』

恭「君を殺せと依頼が来ていてね…悪いけど殺.させてもらうよ」

パァン

恭介は言い終わると同時に銃を発砲

あの時あの男に人は私を見ながら恭介にこう言ったんだ

「あいついつ殺.しますか」って

聞き間違いだと思った

でも違ったんだ…私殺.されちゃうんだ

私は奇跡的に弾丸をよけて落ちてきた剣で縄を切る

立ち上がって剣を構える

恭「俺に逆らうんだね…琥珀…大人しく殺.された方がいいと思うんだけど」

『大人しく？それのどこがいいわけ？誰だって死.にたくないに決まってるでしょ!』

私は視線を一瞬右に向ける

恭介が右を向いた瞬間、剣の峯でぶん殴る

『ごめん!!』

一言叫ぶと窓から飛び出す

あーあ…これからどうしよう

後ろをすぐあいつらが追いかけてる

人気のない路地裏に飛び込んでがむしゃらに逃げ回る

壁に出来たわずかな穴に体を押し込んで隠れる

そして息を殺して隠れる穴の前をバタバタと足音が通り過ぎる

足音はしない…もう通り過ぎたのだろう

穴から顔を出す

恭「みーっつけた」

――しまった

恭「探したよ…琥珀…何で逃げるんだい？」

『や…いや…来ないで』

眉間に拳銃を押し当てられる

『いや…助けて…助けて…孝支…孝支』

恭「誰も来るわけないじゃないか」

『孝支…』

ゴスッ

恭介が目を見開いて倒れこむ

菅「A!!」

鉄パイプ持った孝支がそこに立っていた

私…助かったの？

菅「A大丈夫!？」

『…孝支…』

足からすっと力が抜けて意識も遠のく

私は地面に倒れこんだ