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4話 ページ5

「たぶん見__いたと思います」


「じゃあ___してもらおうか」


「でも、危な___」




断片的に聞こえる誰かと誰かの会話

その片方には聞き覚えがある




ユウジ「あれ?この子、目覚ましたみたいですよ」




私の視界いっぱいに男の子の顔が広がる




『ひえっ…』




吃驚してガバッと起き上がるとその子の頭にダイレクトに私の額がぶつかってしまった




ユウジ「あ!ごめんね!」


『痛ぅ…いや、大丈夫です』


メグミ「すまない。俺の同期が」






同期?と痛む額を擦りながら聞き返すと



サトル「おはようサマンサ!」



変なのが聞こえた





サトル「あれ?無視かなぁ?ねぇねぇ無視するの?」


『あっ、私だけ聞こえてなかったです。すみません』




普通に不審者

黒づくめの服に黒い目隠し

待ってこれってコ〇ンの犯人とかじゃないの




トゲ「つなまよ!」


サトル「おっ、棘来たのか〜、起きたぞお嬢さん」




私が状況を掴めずキョロキョロしていると

私のことを助けて?くれた人が来た







トゲ「しゃけ!」


『あの………なんで助けたんですか』







一瞬でその場が凍りつく

でもその言葉は私の本心から出た言葉だった






サトル「ん〜?どういうこと?」


『私は……死にたかったのに…こんなにつまらないなら…』





私の発言にその場にいた人達が目を合わせている

その前にここはどこだろう





サトル「ん、じゃあさ、ここで勉強してみない?」


『はい?』


悟「改めて初めましてお嬢さん!ここは東京都立呪術高等専門学校。僕は五条悟。先生って呼んでね!」





で、どうする?

と突然顎をあげられる





サトル「ここで、退屈しない最期を迎えるか、また前みたいな退屈な人生に元通りするか」





君が決めな___。









『よく……わかんないけど、退屈を終わらせてくれるなら……入ります』




よっしゃぁ!

とさっきの先生?と私と頭をぶつけた男の子が飛び跳ねる





サトル「じゃあ4人目の1年生だね!いやぁ今年は賑やかだなぁ!詳しいことはここにいる、僕の生徒たちに聞いてね!」


トゲ「つなまよ!」


サトル「ああ、名前か、お嬢さん名前は?」


『波多野、波多野 Aです』


サトル「よし!じゃあA!これから頑張ろうか!」




私はこの東京都立呪術高等専門学校へと編入し、人生を再スタートすることにした

まだ、どんなことするか聞かされていないけれど

まぁ、何とかなる、よね

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  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
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ラッキーナンバー

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五条悟


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作者名:季節 | 作成日時:2021年1月11日 16時

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