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コーヒーを飲み終わって、送って行くことにする。
まだ8時少し前。
これならご両親にも顔向け出来るな。
こないだは結局朝帰りさせちゃったから・・・。
お会いしたらちゃんとご挨拶しなきゃ！
さっき取り分けたパンを手土産がわりに持って。
「あの辺、路駐しとけないんだ。
部屋まで送りたいから自転車で行くね」
クッションをくくりつけたままの自転車にかずを乗せて
元気に漕ぎ出す。
今日は最初からくっついてくれるから、にやけてしまう。
通りを歩く人はいたけれど、怪しい人には遭遇しなかった。
かずの家まで調べてるんじゃないと思いたい。
心配なままエントランスの横へ停めようとすると。
「まーくん、こっちに停めて？」
かずに案内されて
建物の入り口から少し右奥へ進むと、自転車置き場があった。
ちゃんと置くとこあるのか〜。
さすが、綺麗なマンションだよね。
感心する俺の腕をかずが引っ張る。
「かず？」
何かあった？
まさか、待ち伏せ？
入り口へ急ぐように向かうかずの表情は強張って見えて。
辺りを伺いつつ俺も後を急ぐ。
エントランスを番号入力で解錠して、エレベーターホールへ入る。
郵便を確認して、エレベーターに乗り込んだ。
６階のボタンを押してようやくかずがほぉっと息を吐いた。
「まーくん、ありがとう」
こんなにセキュリティがしっかりしてそうでも一人じゃ不安だよね。
まだ部屋の前とか、廊下の見付かりにくいところとか、もしかしたら部屋の中でも。
心配してたらキリがない。
「うん、大丈夫だからね」
けど、そんなこと言ってかずを不安がらせたくない。
俺がちゃんと見て、気を付ければいいだけのこと。
親御さんがいても、部屋の中までチェックして安心させたげたいな。
なんて言ってお邪魔しようかな・・・。
間もなく６階について、部屋の前へ立つ。
かずが鞄から鍵を取り出すのを待つ間に、回りを確認する。
誰もいない、大丈夫だな。
・・・あれ？
鍵を出してるって。
こんな時間だけど、ご両親はまだなのかな？
カチャリと鍵を開けて、かずが俺の顔を見た。
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にのか(プロフ) - 更新ありがとうございますー(≧∀≦)お風呂あがりの和くん可愛いな。相葉くん、理性そりゃぶっ飛びます。うん。最強兵器なみの破壊力の可愛さなんですから(*´ω`*)また続き読めるのを楽しみにしてますね。 (2017年5月15日 7時) (
レス) id: bb1b7047b3 (このIDを非表示/違反報告)
白やぎ(プロフ) - にのか様！こんばんは。かずが可愛くて可愛くて仕方ないのにまーくん我慢すべきか否か。もうちょっと待っててくださ〜い！ (2017年3月5日 21時) (レス) id: bce6210d92 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - まーくんなら送り狼ウェルカム！なんじゃないかな？かずくんも。なんて勝手に思ってしまいます。だってかずくん可愛い！そんなかずくんを怯えさせるのはなんなのか？まーくんは狼にならずにすむのか先が気になるます(≧∀≦) (2017年3月5日 0時) (レス) id: bb1b7047b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白やぎ
| 作成日時：2017年2月18日 21時
