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相葉さんは、どうすんのかな。
そんなバッグ持ってて、着替えもするってことは、
バスケしに行っちゃうのかな。
「帰るなら、送るよ？
途中で動けなくなったとか怖いから。
まだ時間も大丈夫、夕方混むとき間に合えば平気だし」
どうする？
って顔を覗き込まれた。
夕方間に合えばってことなら、いるってことだよね。
「働き、ます。
面倒かけちゃいますけど・・・」
「うん？
面倒なんかじゃないよ！
じゃあ用意しようか」
手を引っ張って、立たせてくれてから
相葉さんは、電話をかけた。
「あ、松潤？
ニノちゃんね、やるって言うから戻るね。
それでさ、ブースで座れるようなとこ。
うん、俺もね、横にいるから。
はーい、じゃあよろしく〜」
暖房を消してモゾモゾと上に着込んでいく。
二人してサンタに逆戻り。
かぶった帽子を少し直されて、
「やっぱ可愛い。
ガールの方、着て欲しいなぁ・・・」
なんて笑顔で言うなんて！
天然か!?
こういうのを天然のタラシって言うんじゃない!?
「ほら、行こうか」
って出された手へ、魔法がかかったみたいに手を出すと。
ぎゅっと握られて正気に戻った。
「あの、相葉さん。
これ、変ですよ・・・」
男同士で、お手々繋いでなんて。
「なんで？
繋ぎたいんだもん、いいじゃん。
仲良しのサンタなんだなって見てくれるよ！」
それ、相葉さんの持論？
繋がれた手だけじゃなくて、言動で心まであたためてくれる人。
カッコ良くて、こんなに優しくて。
いるんだ、こんな人。
ぶんぶんと俺の手まで元気に降って、歩く。
クリスマスイブ前日にサンタが二人何やってんだろうね。
くふふふ、と笑いが込み上げた俺を振り返って。
「・・・ニノちゃん、そんな可愛いの反則」
はい!?
男の俺に何言ってんの・・・。
ふいっと顔を反らせた相葉さんの顔がちょっと赤くて、
拗ねたような怒ったようなそんな表情が妙に男っぽくて意識させられる。
一体、出会ってから何回、可愛いって言われたんだかわかんないくらいで。
きゅっと手に力を込められて。
逆上せたみたいにじわじわと体が熱くなる。
顔も耳もたぶん・・・。
赤くなるのを自覚して下を向く。
どうしよう・・・。
ドキドキしてしまう。
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白やぎ(プロフ) - にのか様ありがとうございます！今更クリスマスの話、需要があるのかと自分でも疑問でしたので；ちょっと安心いたしました。二人にも頑張ってもらいたいと思います〜 (2015年1月17日 22時) (
レス) id: b96a671fa3 (このIDを非表示/違反報告)
にのか(プロフ) - 白やぎさん続きありがとうございます。クリスマスはまだまだ始まったばかり！あどれすも交換してまた少し縮まった距離が嬉しいです＾＾早く相葉さん戻ってこないかなぁ。私もにのちゃんと一緒にドキドキして待ってます♪ (2015年1月17日 6時) (レス) id: cadf494d19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白やぎ
| 作成日時：2014年12月24日 12時
