【イナGO】嫌?気持ち良いの間違いだろ?　II　【南沢篤志】 (ページ4)

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コンコン・・

照兄のドアを軽くノックする。

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「はい、どうぞ、はいって。」

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やさしい兄の声が聞こえると、木製のドアをゆっくり開けた。

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大好きな照兄の香水のにおいがつんと鼻をくすぐる。

あんまりこの年になって入っていなかったが、何度見ても照兄の部屋はすきとおるようにきれいだった。

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自称神だっただけあって、神様っぽいっていうか・・。

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それはともかく、あれから３０分たった今、もちろん、聞きたいことはひとつだけだ。

本当はあの時、すぐにききたかったけれど、照兄があとでというからずっと我慢していた。

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A「・・あの、照兄・・・篤志のことで・・。」

照美「もちろん、今から話すよ。そこに座って、ちょっと長くなるからお菓子でも食べながら、さ。」

そういってふんわりと笑う。

私は少し黙ってから静かに座った。

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なんか、緊張する・・。

照美「あのさ、篤志君がお見舞いにきたんだよね？」

A「うん・・熱出したときに・・。」

照美「そのとき、他に誰も来なかった？」

照兄らしくなく、冷たい目線で私を見る。

おもわず、こくんとあわててうなずいた。

A「・・高熱であんまり覚えてないけど、神童が来たよ。すごく心配してくれてたみたいで、キーホルダーがベッドの上にあったの。

本当、神童っていい人だよね・・。」

少し、自分に立ち位置があると核心して、笑ってしまう。

神童は私の結構仲のよい友達だったりする。

けれど、サッカー部のキャプテンだから、まさか来ないとおもっていたのに。

わざわざ来てくれて、きっとすごい心配していたんだろうな・・・・。

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微笑んでいる私とは裏腹に、照兄は「ハァーっ」と大きくため息をついていた。

照美「これが原因かぁ・・・。」

A「ん？どうしたの？」

照美「それで、篤志君にお礼まで言わないで返したと。」

A「お礼というか、ごめんねって誤ったって言うか・・；；」

あまりにも照兄があきれた顔をしているので、なんて返そうか迷った。

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私が最後までいうと、照兄はもっとあきれた表情をしたのだった。

・・・・・・・・・・

零でした！

リュウキ、気づかなくてごめん！小説メモに返信しておきました！

もう文字数が！

皆今回もｇｄｇｄ(ｒｙ