【うらたぬき】貴方と私の本心【歌い手】

う「いつもと変わらない冷たい朝」 ページ3

朝5時半 〈Aside〉

A｢んっ…ふぁぁ〜眠いな〜もう1回寝ようかなぁ…でも今日も学校だし寝れないよね…朝ご飯作ろう！」

私の朝は早い。だって遅かったらお兄ちゃんの冷たい視線がくるから。お兄ちゃんは私のことが嫌いみたいで、私はそんなお兄ちゃんの邪魔になりたくないから朝ご飯を作って机に置いて先に家を出る。
学校に行くまでに優を迎えに行かないと行けないから早めにいつもでる。

A｢今日は目玉焼きとベーコン、パンでいいや」

私の好きな朝ご飯は目玉焼きとベーコンとパン。
だってこの組み合わせが1番美味しいんだよ！？
わかる人にはわかる！

…あ！そろそろ家でないと！

ｶﾞﾁｬ
A｢いってきまーす(ﾎﾞｿｯ」

誰もいない静かな廊下に声が響く。
…昔はお母さんが優しい声で｢行ってらっしゃい」って言ってくれてたんだけどね。









〈うらた side〉
朝6時

う｢ん…ねむ…」

日差しが部屋に入ってきた。
…Aはもう行ったのか。きっと俺に気を使ったんだろう。あ、机に朝ご飯が置かれてる。
ベーコン、目玉焼き、パン全部あいつの好きな物だ。母さんが生きていた頃、よく作ってって言ってて母さんが困ってたのを覚えてる。
今ではもうありえないことだけどな…
俺もそろそろ学校行くか！




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浦田兄妹のお母さんはうらたぬき13歳で亡くなったことにします！

（名前）｢騒がしい登校！」→←さ「うらさんが不憫すぎにて俺も悲しい…あ！設定やで！」

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