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休みなのにお店を手伝ってたらそりゃ疲れるよね。
夜ご飯作ってあげようかな。キッチンに立ちながらスマホを確認する。
組織や公安からは何もない。トップになった降谷さんはより一層忙しくなり連絡も来ない。直属の風見さんには来ているらしいからいいんだけど…。
A「諸伏さん…」
組織として会う度に酷くやつれてるのが気になっていた。
ここに立ち寄ってくれるのは本当にどうしようも無くなった時だろうか。
松田「おい!大丈夫か!?」
松田さんの大声に驚いて急いで火を止めて駆けつける。
そこにはバーボンとスコッチの姿をした2人だった。
…本当にどうしようも無い時に頼られてそう。
松田「クソ!誰にやられた?」
降谷「ちょっとな…」
諸伏「問題ない」
話せる内容じゃないよね。
私は降谷さんを松田さんには諸伏さんをそれぞれ支えながら2階の私の部屋に連れて行く。
今度はちゃんと部屋まで連れて行くことが出来た。
松田「タオルとお湯持ってきたぜ」
怪我したところを拭き取る。
松田「お前、手際がいいな」
A「変な街だからかも知れないけどよく子供は怪我してくるし、諸伏さんがこういう状態でご来店するのって初めてじゃないの」
見るこっちはいつも心臓に悪い。
A「ああそれは発信機ね…見つけたら壊せって前言われたの」
思いっきり踏みつけて破壊した。
松田side
ここ2年は目立った動きはなかったのにますます気になる。
A…お前は何者なんだ。
普通取り乱して俺を頼って救急車呼ぶのかと思ったらむしろ俺がちょっとテンパって指示を受けてる。
A「これは病院かも知れない」
すると零が首を横に振る。公安ってのは本当に大変だ気軽に病院にも行けないのか?
降谷「0…21…67」
振り絞って数字を言う。いや普通に喋れよ!ここで推理してる場合じゃねぇだろ。
この状況にも少しイラッとしていたらAが景の方を見て硬直した。
A「毒…盛られたって」
松田「なんで分かんだよ…」
その後も瀕死の零が全部数字で話してるのにまるで普通に会話されてるようなスムーズなキャッチボールをするAにすっかり置いてかれていた。
A「言うしかない…いいですか?」
ふうとため息を着いたあと零が頷いた。
するとAは景の汗を拭いながらこう俺に言った。
A「私も公安なんです」
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kne.hrknt (ハル)(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!初作品のため、シリーズ全て苗字の設定はしていません💦お名前だけとなっています。今後別の作品では様々な設定をチャレンジする予定ですので今作品はご了承くださいませ。 (2022年9月10日 5時) (レス) @page2 id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - どうやったら苗字を変えられますか…?夢小説の醍醐味は自分の名前にして読めることなので! (2022年9月10日 5時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話にも同じ誤字があります。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、RAMじゃなくて、RUMです。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - あひる子さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私もヒロが好きです!欲張りなせいで方向性迷子ですがこれからも宇宙のような広い心でよろしくお願い致します! (2022年5月15日 18時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年5月2日 11時