17 ページ18
松田side
大きな爆発音と共に電話が切れた。
きっと爆発したのは上の爆弾。萩原のいる所はまだのはず。
ピピピピピ
<萩原「じ、陣平ちゃん…」>
松田「大丈夫か?!怪我は?」
<萩原「Aが来てるって言ってたよな?」>
萩原の声が震えている。
おい、まさか巻き込まれたとかそう言う冗談じゃないよな…。
<萩原「さっき下から5階下に爆弾が見つかったと声が聞こえたんだよ、気付かなかったんだがありゃ女の子の声だ…」>
男に似せようと頑張って出した声だと萩原が言う。Aは本当に来ていたというのか?
松田「じゃあさっさと下の爆弾もバラして…」
<萩原「それが陣平ちゃん…」>
<萩原「お菓子の箱だった」>
お菓子の箱!?
数分後、下に降りてきた萩原と爆発物処理班はけが人は出たものの死人は出ずに済んだ。
もしも上の爆弾の解体を取り掛かっていたとしたら遠隔操作でドカンして防護服着てない萩原と周辺の爆発物処理班の人間は生きていなかっただろう。
Aが本当にやったのか?
とりあえず次の休みに事情聴取だな。
このニュースは大きく取り上げられ、1人は逃走しもう1人は事故死した。
日苗side
美和子さんに留守番を頼んでいるから急いで店の扉を開けるとご機嫌ななめの彼女がいた。
佐藤「Aちゃーん!!私教官にド叱られるんだけどどうしてくれる?」
A「ご、ごめんなさい!!!ひぃいいい!」
なんとか宥めて、警察学校に嘘の事情を電話してなんとか丸くおさめた。
佐藤「で?どうだったの悪い予感は」
A「ちゃんと的中したから阻止してきた」
佐藤「元警察官だからって無理しないでよね?体弱いんだから」
A「ごめんね…でも美和子さん、よくお店に来る警察のお兄さん達には私が元警察官ってこと言わないで欲しいんだ」
なんで?と言う彼女。
何かとこの街は物騒だから、私が警察官ってなるともしかしたら体弱いせいで狙われるかもしれないし、逆に花屋に寄り付かなくなると困るからさ!と適当過ぎなバレるウソをついたら納得した。
佐藤「じゃあその口止めも含めて今度ご飯奢ってね!A」
なんとかご機嫌で帰ってくれた。
店の片付けをしていると…。
カランカラン。
A「諸伏さん…」
674人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kne.hrknt (ハル)(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!初作品のため、シリーズ全て苗字の設定はしていません💦お名前だけとなっています。今後別の作品では様々な設定をチャレンジする予定ですので今作品はご了承くださいませ。 (2022年9月10日 5時) (レス) @page2 id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - どうやったら苗字を変えられますか…?夢小説の醍醐味は自分の名前にして読めることなので! (2022年9月10日 5時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話にも同じ誤字があります。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、RAMじゃなくて、RUMです。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - あひる子さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私もヒロが好きです!欲張りなせいで方向性迷子ですがこれからも宇宙のような広い心でよろしくお願い致します! (2022年5月15日 18時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年5月2日 11時