かわいい１９ ページ20
「ただーいまー」
おっきな段ボールを抱えて、
ルンルンで家に入ってくるA。
「おかえり」
あの日から数カ月経って、
Aが俺の家に引っ越して来ることになった。
新しい家に住み替えても良かったが、
＿＿＿キッチンが狭いからイヤ！
＿＿＿窓が少ないからイヤ！
＿＿＿リビング狭い！
・・・と、Aに数々の物件をことごとくダメだしされ。
『まーくんの家がいい！』
結局俺の家に来ることになったのだ。
「荷物これで全部か？」
「うん！」
マンションとはいっても、
もともと俺一人で住むにはデカい部屋だった。
2人暮らしとなれば、狭いというよりむしろ丁度いいと思う。
「まーくん」
「ん？」
「・・・ありがと」
「なんだよ急に」
なんか俺、礼言われるようなことしたっけ。
「・・・私のわがまま、聞いてくれて」
「・・・べつに」
なんだA、デレ期か!?←
最近Aのデレ見てなかったから
余計に頬が緩む。
「私、頑張ってまーくんのこと支える」
「え？」
「家事とか、もっと上手くなるから」
「・・・おう」
それはめちゃくちゃありがたいけど。
・・・急にどうした？
「だから、
＿＿＿＿＿絶対まーくんのお嫁さんにしてね」
「っ、」
なんか、
・・・幼稚園生みたいな約束だな。←
でも、
まじめな顔してそんなこと言ってくるAが
とてつもなくかわいくて。
「・・・当たり前だろ」
思わず俺まで恥ずかしいことを口にしてしまう。
でも本気だから。
将来のこととか、もうAなしでは考えられないから。
「ちょっと早いけど、
＿＿＿＿＿大学卒業したら俺と結婚してください」
俺がそう言ったらAは目を見開いて、
それからくしゃっと笑った。
「＿＿＿＿＿もちろん、喜んで」
そういって抱き着いて来たAは、
出会った時とキャラが変わっても、
やっぱりかわいい俺のカノジョだ。
＊Fine＊
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Julia(プロフ) - ちょこカフェさん» レス遅くなってすみません＞＜コメントありがとうございます!!更新頑張ります(*ﾉωﾉ) (2016年8月29日 1時) (
レス) id: e3e9f9f794 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこカフェ - 面白いです！頑張ってくださいね！ (2016年8月27日 15時) (レス) id: ab8cdc86fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Julia | 作成日時：2016年5月26日 22時
