ep.157 ページ21
翌日の朝。
『旭さん26点、田中さん13点、西谷さん16点、影山くん8点…！
翔ちゃん17点！ すごいよ、めっちゃ上がってる！！
それにみんな昨日より上がってます！ すごい！！』
日向「くそっ…影山も頑張れよ！」
西谷「足りねぇ…」
『今日から参加の人は、
潔子さん25点、成田さん26点、木下さん24点、忠くん28点！
で、お兄ちゃんスガさん縁下さん蛍くんは満点！』
大地「よし、20回書き回避…」
菅原「よォしッ！」
皆さんそれぞれ上がってます！
『明日は漢字10ページ！ ちゃんと覚えてきてね！』
月島「――で、A？」
『…もーっ、わかってるよっ。
はい、お兄ちゃんから』
大地「俺もするんか？」
『えー、やってくれないの？』
お兄ちゃんのトントン好きなのに…。
大地「はいはい。
A、テスト作んの、お疲れ」
『えへへ』
お兄ちゃんに抱きつく。
背中をトントンってしてもらうところまで、
やっぱり好き。
そして嬉しそうに手を広げるスガさんに真正面から抱きつく。
ぎゅっと返されました。新鮮！
菅原「っ……！ 明日も絶対満点取ってやる……！」
『頑張ってね！』
そして。
『え、縁下さんもです…？』
縁下「うん、まあ、せっかくだし」
何がせっかくなのかわからないけど…。
屈んでくれた縁下さんに抱きつくと西谷さんと田中さんが何やら叫んだ。
意図せずだけど、二人のモチベ上げ効果が得られそうです。
そして…。
『蛍くんちょっとしゃがんでよ…』
月島「エッ何〜？ 聞こえなァーい」
ニヤニヤしながら蛍くんはそう言う。
悔しい…！
『もうっ！』
月島「うわぁ！？」
私は蛍くんに後ろから飛びつく。
3秒ほど捕まってから手を離してぴょいと降りると、
顔を真っ赤にした蛍くんが振り返った。
月島「チョット！」
『えっ、ごめん、首しまった！？』
そうじゃないけど…！ といいながら
何やら慌てる蛍くん。
勢いつけすぎたかなぁ…悪いことしたな。
でもこの調子でいけば、
テストまでにはみんななんとかなるかな！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 283人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
中村茜雫(プロフ) - らんしゃむさん» らんしゃむ様 コメントありがとうございます。紹介にもあるよう死ネタとなっております、申し訳ありません…。ただお声が多ければifで主が死なずに済む√を作ることも考えています。何卒お願い致します。もし良ければ最後までお付き合い頂けると嬉しいです。 (2019年3月6日 23時) (
レス) id: 928f90edf9 (このIDを非表示/違反報告)
らんしゃむ(プロフ) - え、死ネタですか、、、回避できないですかね？ (2019年3月6日 4時) (レス) id: dfe0d85699 (このIDを非表示/違反報告)
中村茜雫(プロフ) - 桜ひかりさん» 桜ひかり様 コメントありがとうございます！予定はありませんが、全て書き終えた後に私の気力が残っていれば…本編とは別のサブルートとしてなら或いは……！需要にもよりますのであまり強い期待はなさらず頂けますとありがたいです。最後までどうぞお付き合い下さい。 (2018年10月28日 18時) (レス) id: 928f90edf9 (このIDを非表示/違反報告)
桜ひかり(プロフ) - 別の生存ルートとか作っていただけたり…しないですね笑更新楽しみです (2018年10月28日 14時) (レス) id: 4bee8b72e3 (このIDを非表示/違反報告)
中村茜雫(プロフ) - なおみさん» なおみ様 再びコメントありがとうございます。死ネタ苦手でしたら申し訳ないです…！ 最後まで夢主ちゃんの日常を尽くせる限りを尽くして書き切ろうと思いますのでよければどうぞ最終話までお付き合い下さいませ。 (2018年10月27日 8時) (レス) id: 928f90edf9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：中村茜雫 | 作成日時：2018年10月10日 8時
