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32.歓迎 ページ32

ふぅ、、、

だるい!暑い!疲れた!!

久しぶりにステージに立って踊って歌ったけど、もうやりたくないね!

精一杯の笑顔で、鬼畜天使を恨む

というか何でレオ君の側にいるのさ!
場所代われ。作曲して自由に歌う方が、ずっと楽しいのに!


まぁ言っても仕方がない。

毒虫等が沢山生息しているジャングルや、サメちゃん等に噛まれるかもしれない海底神殿の旅に行かされるよりは良い

というか生きていける気がしない

想像しただけで、冷や汗が止まらない

考えるのをやめよう、今は目の前の事に集中せねば!


良い感じで盛り上がった会場に、最後の仕上げをしよう



『ラスト1曲。

Trickster!ステージに上がれ!
あとは、、、もう良いや。踊りたい奴はステージに上がれぇぇぇ!!

今宵、皆で楽しもう!最高のステージで!!』


ビリビリと会場内に私の声が響き渡る
その瞬間、アイドル達は一斉に動き始めた。


Tricksterの皆は状況に戸惑いながらも、ステージに上がる

そして私を見ると、急に駆け足で私の前に立った


「すみませんでした!全部、あんずや説明から聞きました
俺達、誤解してました」


1、2年生は、申し訳なさそうに私に頭を下げた



『言ったでしょ?今宵は楽しむんだ。一緒に踊って楽しもう!

それに、君たちは、アイドルなんだろう?
見せてくれ、君らは、もう輝けるはずだ!』


腰に手をあて、ニヤリと挑発的に笑う

それを受けて、ステージ上の皆は、Tricksterを含め、負けじと輝いていた


そして皆、楽しんでいた


私が幼い時に見た、あの時のアイドルと同じようなキラキラしてて眩しい存在
そんな彼等のそばで、こうやって踊れることが、どんなに嬉しい事か。


『ありがとう。小さなアイドル達。私は、君らのお陰で気付けた。そして叶った

私の存在する意味を!そして夢を!


だから私は誓おう。アイドルを支えること、君等を立派なアイドルとして育てる事を』


胸を張り、ステージのど真ん中で、私は腰にある偽の剣で誓のポーズをとる


パチパチと拍手の音が聞こえたと思ったら、一斉に皆が拍手をはじめた

そして、ステージ上のアイドル達が急に私の後方に横一列に並んだかと思うと、紙吹雪が舞った


「「夢ノ咲学院へようこそ!」」


予想外の事に、頭が追いつかず呆然と立ち尽くす。

『え、』

視界の端で笑う天祥院

まさか、私がアイドル姿を見せてサプライズするつもりが、逆にサプライズされるとは、、、


『あー、やられた』


なんと愉快な学園か

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設定タグ:あんスタ , 月永レオ , ギャグ   
作品ジャンル:ギャグ
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SY(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年4月5日 19時) (レス) id: 393fa5d78e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 主人公ちゃんの性格が凄く好きです。これからの主人公ちゃんの行動を楽しみにしてます。更新頑張ってください!! (2019年4月5日 13時) (レス) id: 557ad2f8ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SY | 作成日時:2019年3月15日 4時

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