27．決意 ページ27
公園で、決意をした次の日
私は、社長室のドアを勢いよく開けた
『社長!!』
「やぁ、A」
『失礼しました!』
バタンッと勢いよくドアを閉める
、、、今、鬼畜天使いなかった?
いや、幻覚だ。そうに違いない。ていうか、そうであって!?
「酷いなー、折角の再会なのに。
ねぇ?A」
ドアを開けて、こちらを見る天使のような悪魔
間違いない。
『なんで居るの、、、天祥院』
思わずジト目で見てしまうのは許して欲しい。
彼に手を引かれて社長室に入ると、見覚えのある書類があった。
『まさか、、、』
その書類を手に取って確認をする
だが、見れば見るほど間違いない、、、
これは、私が夢ノ咲学院に強制転入させられた時と同じ書類だった
「A、すまない。君には、夢ノ咲学院で楽しく過ごして欲しい」
そう言って、申し訳なさそうに微笑む社長
『本音は?』
ニッコリと微笑んだ
「お金貰えて、超ラッキー♪」
『だと思った!』
私は、精一杯の愛の蹴りを社長に贈った。
『だけど、どっちにしろ私は夢ノ咲学院へ行くよ』
そう、私はアイドルを支えたい
母が居なくなった時、絶望から救ってくれたアイドル。
そんなアイドルに憧れて、私がアイドルになった時に支えてくれたプロデューサー。
その2つが今の私を作る原点だ。
存在価値が変わろうが、そこは変わらない
「後悔しないか?」
社長が、真剣な顔で私に問う
夢ノ咲学院に行くことは、強制転入であろうと私の意思で決めた事
その選択が間違っていようが、私は、そこで生き抜いていく
私が私である事を大切にする為
だから後悔なんてしない
『大丈夫だよ』
そう言って、社長室を出る
昼間の白い光がオフィスを照らした
これから、本当の学園生活が始まる
どんな事が起きるか分からない
でも、きっと夢ノ咲学院なら、つまらなくはないだろう
彼等を思い出し、フッと小さく笑った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
→これからレオ君、結構出ると思います
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SY(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年4月5日 19時) (
レス) id: 393fa5d78e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 主人公ちゃんの性格が凄く好きです。これからの主人公ちゃんの行動を楽しみにしてます。更新頑張ってください！！ (2019年4月5日 13時) (レス) id: 557ad2f8ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SY | 作成日時：2019年3月15日 4時
