15．捜索 ページ15
今日から、1､2年生のプロデュース!
という事で、現在、あんずちゃんを捜索中!!
学園中を歩き回っているのだが、1､2年生の視線が痛い。
何となく理由は想像つくけどね
今の私の機嫌はMAXで悪い。
けど、仕事ですから?やってやりますよ。
元プロですし?あの鬼畜天使に買われましたし。
『ねぇ、ちょっと君』
とりあえず、そこの子に聞いてみるか。
「え!?あ、、すみません!!」
猛ダッシュで逃げられました。
『、、、。』
もーー警戒し過ぎ!!!
困ったな、、あんずちゃんに話をしないと、プロデュース出来ないんだけど、、、。
勝手にする訳にもいかないし。
『あー、面倒臭い。』
もう愚痴を隠す余裕は無い。
チラチラと嫌な視線を感じながらも、あんずちゃんの捜索を続ける。
「少し良からぬ噂が流れているようじゃの」
背後から、昼夜逆転の零君の声!!
A逃げる
B無視する←
『Bで。』
「これ、無視は良くないぞA。」
後ろから、強めに肩を掴まれる。
何気に零君、力強いですね。昼夜逆転の癖に!!
『おや、零君。お昼に会うとは、、、明日は地球崩壊の日だったかな??』
いつもより毒が強いのは、気の所為である。
決して、あんずちゃんが見つからなくて、八つ当たりしてるとかじゃない!と思いたい！
「やれやれ、そうピリピリするでない。お主の探し人は見つけてやる。」
そう言って、私の頭を撫でてくる。
あー、頭がボサボサになるじゃないか、、、。
まぁ、気分は良いから許してやろう
『なら、聞こうか。その噂とやらを。どうせ、くだらない話だろうけど』
多分、私が、あんずちゃんに危害を加えるかもしれないとか、そういう系統の話だ。
本当に、くだらない。つまらない。
アイドルとして愚かだ
「お主が怒るのも分かる。しかし、あ奴らは、まだ卵じゃ。未熟さ故の愚かさじゃ。
許してやれとは言わんが、解ってやれ。」
どうやら、私が彼等に対して呆れているのが分かっていたらしい。
彼は、私を宥めようとしてくれたようだ。
『、、、そうだね。解ってるよ』
彼の言葉で全てを許す事は無理だ。
だが、彼もまた夢ノ咲の生徒であり、彼等の先輩である。
それに彼の言葉が間違っているとも思えない。
彼に免じて、多少は許そう。
「噂についてじゃが、お主の想像通り、あんずに危害を加えるかもしれないというものじゃ」
『だろうね。でも、ちゃんと考えてるよ』
私は、悪役のようにニヤリと笑った
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SY(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年4月5日 19時) (
レス) id: 393fa5d78e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 主人公ちゃんの性格が凄く好きです。これからの主人公ちゃんの行動を楽しみにしてます。更新頑張ってください！！ (2019年4月5日 13時) (レス) id: 557ad2f8ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SY | 作成日時：2019年3月15日 4時
