story17 ページ18
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((your side))
昨日、時間を持て余してしまい、なんとなく焼いたガトーショコラはとても好評だった。
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涼介｢うまっっ！｣
A｢ふふ｣
涼介｢しかも中のチョコレートとろとろ！！｣
A｢良かったぁ、喜んでもらえて。｣
涼介｢こんなの美味しいに決まってるよ！！！｣
A｢もう、大袈裟だよ。｣
涼介｢しかも帰って来たら大好きなAが作って待っててくれたなんて嬉しすぎるよ！！
喜ばないわけない！｣
もうべた褒めで、ずっと美味しい美味しいって食べてくれた。
A｢そんなに褒められると調子乗ってもっと作っちゃうよ？｣
涼介｢作って！！こんな美味しいAの料理が食べられるなんてホントに幸せだなぁ｣
A｢いつかお菓子も一緒に作ろうね。｣
涼介｢ふふ、楽しみだな｣
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なんて、褒められたからもっと作りたくなってしまい....
メンバーさんに差し入れとして昨日よりもたくさんガトーショコラを焼いた。
今日は午後にメンバーさんとのお仕事があるらしい。
午前中の仕事を終えたら一旦帰って来るからその時に託そうかな。
涼介｢ただいま〜｣
噂をすれば、玄関から聞こえる愛しい声。
A｢おかえり。お疲れ様。毎日ガトーショコラだとさすがに太っちゃうから....今日はゼリーにしたよ｣
実はメンバーさんのガトーショコラとは別に涼介のためにフルーツゼリーを作った。
涼介｢おお！嬉しい！｣
A｢じゃーん！｣
涼介｢イチゴたっぷりだ！カラフルだね｣
A｢ふふ、喜んでくれるかなぁと思って。｣
涼介｢喜ばないわけないって！もう嬉しすぎる。｣
私を勢いよく抱きしめる涼介。
思わずニヤけてしまう。愛おしい人の腕の中ほど素敵な場所はないのかもしれない。
A｢良かった。｣
涼介｢これで午後も頑張れるわ。ありがと。｣
A｢うん。あとさ、これ、メンバーさんたちに渡して欲しいんだけど....頼んでもいいかな？｣
涼介｢おう、いいよいいよー｣
中のチョコレートがとろとろのまま保たれるようにケースの上にいくつかホッカイロを乗せておいた。
温かくてとろとろのガトーショコラが届くといいんだけど....
A｢じゃあお願いします！午後も頑張ってね。｣
涼介｢いってきまーす！｣
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2018年5月19日 18時
