君と！【ユーリ!!! on ICE】

17 ページ19

さてさて、日本につきましたよ！！もっと言うとはせつという所につきました！！！

｢おおぉぉ、着いたね、はせつ…｣
｢ぉ、おう…｣

駅前の謎すぎるオブジェに目を奪われつつ、私達は歩く。行先わかんないから、取り敢えず人がいそうな方に。


＿＿＿＿＿＿＿＿
歩いていると、ユーリが1件のお店の前で立ち止まった。
震えてる、なんか。なんか言ってる、どうしたユーリ。

｢…オシャレじゃん…｣

前半聞き取れなかったけど、オシャレじゃん、だけは理解。うん、どれが？？？？

するとユーリは、私が目を離した一瞬でそこにあった服(決してオシャレには見えない)を購入、自撮りしてインス○グラムにアップ。

｢あ、やべ｣
｢え、何が…｣


その途端、ユーリのスマホに着信。なにやら叫びが聞こえる。

ﾌﾟﾂｯ

ｱｯ．．．切っちゃっていいの、それ。

｢ユーリ、いったい今のは…｣

｢あぁ、ヤコフにバレた｣

｢え！？コーチに内緒できたの！？嘘でしょう…！？｣

｢本当だわ｣
｢俺だって色々考えてるっつーの｣

まじかー。ユーリ、まじかー。

あとユーリ、その服すごいダサいよ。
イケメンだから着こなせてるけど、かなりダサいよ。
心の中で言いました。本人に言ったら殺される。だって自称アイスタイガー様だもん。



そんなくだらないこと考えながらぼーっと歩いてたら、知らないとこにつきました、あは。
やばいって…知らない土地だよここ…


｢ヴィクトルーーーーーーーー!!!!!!!｣

ユーリ叫んでる。怒りこもってる。
うるさいよ…気持ちは分かるけど。

近くにいたおじさんが、
ヴィクトルのファンだと思ってくれたみたいで
居場所を教えてくれたよ！！ありがとうおじさん！！


｢よし、ユーリ、走っていこ！競走！！｣
｢ん、もちろん｣

だだだだだだ！！！！！！


｢｢．．．。｣｣

いくら体力あっても、荷物持ってはしるの辛いね✩
十秒後にこの競走は自然消滅しましたとさ！

18→←16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す