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[ you side ]
すこしずつ爆豪くんとの距離が近くなってから数日後。
たまに校門前で会うと
一緒に帰っている私たちだが、
今日も爆豪くんの背中を見つけたので少し足早にその背中を追いかけた。
が、爆豪くんは違う学校の制服を着た女の子と話していた。
容姿は綺麗で髪の毛は明るめの茶色。肩下ストレートのツヤツヤ髪の毛。
私とは生きる次元が違う人だ……。
「 勝己くん！会いに来ちゃった 」
「 …あ"？ 」
勝己くん！？会いに来ちゃった！？
……どういう関係なのかな、なんかモヤモヤしちゃうな…。
私はその2人にバレないようそーっと足早に歩いて校門を後にした。
……
「 …はぁ 」
さっきの女の子と爆豪くんの関係が気になりすぎて
3度目のため息。
私ってこんなに爆豪くんのこと気になってたんだな、と改めて思い知る。
「 そんなため息ばっかしてると、可愛い顔が台無しだぜ？」
突然後ろから話し掛けられ、振り向くと
そこにはクラスメイトの上鳴くんがいた。
「 あ、え？……わたし？ 」
私の後ろにいて明らかにわたしに話しかけてるけど、人違いじゃ恥ずかしいし一応自分のことを指さして確認してみる。
「 おうよ、…なんかあった？」
「 …そんな、別に大したことじゃないですよ 」
「 爆豪、の横にいた女の子のことだろ？
俺もさっき校門のへんで見かけた 」
「 ……はい、少し気になっちゃって 」
私以外にいい感じの女の子の知り合いがいたなら言ってくれれば、
…あんなにちょっかいかけなかったよ…爆豪くん、
「 多分あの子、爆豪の中学の同級生、な気がしない？ 」
「……私には、いい感じの女の子にしか見えないです、」
「 …前さ、爆豪と波水ちゃんの話したとき、あの爆豪からは考えられないくらい優しそうな顔で話してたんだよ。
だからさ、そんな考えることじゃないんじゃねーの？」
「 …私の話？！…何話したのか気になる…
ってか！私が爆豪くんのこと好き！っていう前提で話してますけど別に、そこまで……！ 」
「 好き、なんだよね？ 」
「 ……ちがっ！…す、…すき、じゃないです…！」
「ほんと、素直じゃないよね、波水ちゃんも爆豪も、 」
「 す、好きじゃないですから！！ 」
．
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h - あむさん» わぁぁあぁあ更新あがとうございます！！毎回楽しみに読ませてもらってます(*^O^*) (2020年5月15日 22時) (
レス) id: 8b0345eb1b (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - hさん» わーッ、！！嬉しいお言葉ありがとうございます！！！！(；＿；)更新頑張ります！！ありがとうございます(ToT) (2020年5月14日 12時) (レス) id: fdeb293124 (このIDを非表示/違反報告)
h - めっちゃ面白いです！！好きです！更新がんばってください！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 8b0345eb1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ | 作成日時：2020年4月6日 1時
