9 ページ9
NJ「おい、Aちゃんきてるぞ」
ナムジュン君が声をかけると長い髪をふわりと揺らして振り返るサラに、軽く手を挙げて。
その後ろにはサラの同僚がいるようだけど、ここからだとサラの後ろにいるから良く見えない。
SR「あれ、どしたの?」
「課からの届け物があって」
話しながらサラが寄りかかってるスタンドテーブルの方へ近づくと、隠れて見えなかった同僚の顔に思わず目を見張る。
「あれ・・・?」
TH「え・・・、あっ!?あーーーっ!!」
私を見るなり、指を指して大声を上げるサラの同僚くん。
休憩室にいた全員が吃驚して叫んだ彼に注目してる。
SR「ちょっと!うっさい!バカテヒョナ!!!」
「・・・テヒョナ、」
柔らかそうな栗色の髪に、切れ長の目、すっと通った鼻筋。
・・・この子。間違いない。
TH「だってっ!だってっ!!こ、この人・・・っ!!サラヌナ、友達なの!?」
SR「は?何、あんたAのこと知ってんの?」
TH「A!!??」
「あー、・・・この前話した年下の子、だわ」
まさかこんな所で会うなんて。
若干の気まずさから小声でそういうと、
SR「は、はぁぁぁぁああ!??」
テヒョン君に負けない大声で叫んだサラ。
いや、まじでどんな肺活量だよ。←
「二人して声大きいってば」
TH「A!?ヌナ、Aっていうの!?」
SR「えっ、や、ちょっと待って!?嘘でしょ!?」
NJ「おいサラ、お前までどうした、落ち着け、」
SR「落ち着け!?これが落ち着いていられるかっ!」
興奮したサラがバシン!とナムジュン君の肩を叩いて、会話を遮られたナムジュン君は‘痛い・・・’と擦りながらヘコんでますけど。
SR「ねぇ、ほんとにほんと?A、間違ってない?」
「うん、だって彼も覚えてるみたいじゃん」
SR「ああ・・・、そうか・・・、ほんとにこいつか・・・」
TH「ヌナ!!俺、すっごく会いたかったんだよー!?」
‘まじか・・・’とショックを隠せないサラとは対照的に、テヒョン君はテーブルを飛び越える勢いで目の前にやって来て。
私の手を‘会えて嬉しい!’とぎゅうっと両手で包み込んだ。
探してたおもちゃが見つかった子供みたいに目がキラキラしちゃって。
ちょっと可愛い、かも。
2328人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じょんくっく - 純愛じゃこりゃ。やられた。最初はただ…うん。でもだんだんほのぼのしてきてまじでやられた。← (2019年10月5日 0時) (レス) id: c461f78c89 (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - テミンっていったらSHINeeのテミンしか… (2017年12月3日 22時) (レス) id: 5f77ff8aa9 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - あいよ!さらばじゃ!続編で会おう!←誰?ww (2017年11月12日 22時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - いっちゃんさん» ヌナでしょ!とかミンギュあたりに言われそうで言えないwwwいや、私もコンがこの年末多いから何枚積めるか・・・。雑食は大変だよね(>_<)お互いどこかで当たりますように☆また2でお話ししましょ〜^^ (2017年11月12日 21時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - めっちゃ送ってごめんなさいTTオンニも何かのグループ当たったら私の分いってほしい! (2017年11月12日 20時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アウラ | 作成日時:2017年9月24日 11時