45 ページ45
後ろを気にしつつ、歩きながら斜め上にある彼の横顔に問いかける。
「ね、いいの？あの子、」
TH「いいのいいの〜、なんか断ってるのにしつこくて」
「でも、可愛い子だったし、仲良さそうだったから、」
TH「えっ、」
「え、なに？」
TH「んふ♡んふふふ〜♡」←
「やだ気持ち悪い」←
テテがいきなりデレ始めるから、眉間にシワを寄せると突然がっと手首を掴んで近くの使われてない会議室に押し込まれて。
何するんだと振り向けばテテの大きな手が私の頭を引き寄せて、勢い良くテテの唇が私の唇に合わさって。
するりとテテの舌が滑り込んで口内を荒らし始めて、キスが深くなる。
逃げようとしても絡め取られる舌はすぐに捕まって。
引いてしまう腰を抱き留めるテテの手が強くて抜け出せもしない。
暗くて広い部屋に二人の息遣いと貪るようなリップ音が響いて、背徳感がそれを助長させるから思わず彼のジャケットを握りしめて。
「ん、・・・はぁ、テテ・・・っ、」
TH「・・ん、」
「ま、待って、・・・んんっ、ここ、会社・・・！」
TH「・・・やべ、勃っちった」
そりゃあこんなキスしてたら勃つだろうよ！←
「も、ほんとダメ！ストップ！」
話した隙に顔を背ければ‘ヌナぁー、’と甘えた声を出して来るテテは私を抱き締めながら自分のを押し付けてきて耳元で悪あがき。
「当たってるってば」
TH「・・・パンツ脱がしたら怒る？」
「本気でキレるよ？」
TH「じゃあズラしてならいい！？ゴムもあるし！」←
「そういう事じゃないわっ！てかなんで持ち歩いてんの！？」←
TH「だって〜、ヤキモチ焼くなんてかわいすぎなんだもん〜♡」
ぎゅううっと私を潰す勢いで抱きしめるテテ。
この子、力加減わかってないからキツイ！
「く、苦しい！しかも違う！違うってば！」
TH「ん〜？」
「ヤキモチじゃないってば！あの子とテテはお似合いだったから、」
TH「・・・Aヌナ」
いつもより低い彼の声にピリっと緊張が走っておずおずと目を上げれば、いつになく真剣な瞳とぶつかって。
TH「俺が好きなのはAヌナだから」
「・・・テテ、私とはさ、」
TH「ねぇ、変な事言ってるとほんとにここで突っ込むよ？」
「は！？」
TH「・・・ほんとわかってないんだから、」
‘俺、かわいそー’と呟いてもう一度私をぎゅうと抱きしめるからもう何も言えなくて。
理解出来ないまま彼の背中に腕をまわしたら‘もっと’って耳元で囁かれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2328人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じょんくっく - 純愛じゃこりゃ。やられた。最初はただ…うん。でもだんだんほのぼのしてきてまじでやられた。← (2019年10月5日 0時) (
レス) id: c461f78c89 (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - テミンっていったらSHINeeのテミンしか… (2017年12月3日 22時) (レス) id: 5f77ff8aa9 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - あいよ！さらばじゃ！続編で会おう！←誰？ww (2017年11月12日 22時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - いっちゃんさん» ヌナでしょ！とかミンギュあたりに言われそうで言えないｗｗｗいや、私もコンがこの年末多いから何枚積めるか・・・。雑食は大変だよね(>_<)お互いどこかで当たりますように☆また2でお話ししましょ〜＾＾ (2017年11月12日 21時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - めっちゃ送ってごめんなさいTTオンニも何かのグループ当たったら私の分いってほしい！ (2017年11月12日 20時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アウラ
| 作成日時：2017年9月24日 11時
