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まだ全てを洗い終えてない首元からはよく知る彼の匂いと、私と同じボディソープの香りがして。
水が滴る耳たぶを軽く噛めば‘んん、’と上擦った声が洩れた。
TH「ヌナ、ベッドでゆっくりしよっか」
「はぁ・・・、ここでしない、の、?」
TH「んー、したいけど・・・、ゴムないし、ヌナしんどいよ」
「・・・ん、平気、」
TH「こら。嬉しいけど、ダメ」
話しながらも止まないキスの合間に‘それはいつかに取っておくね’とテテが零した言葉にツキン、と仕舞いこんだ胸の痛みが戻って来た。
いつか、なんて言わないで。
いつか、なんて来ないのに。
・・・私は応えてあげられないから。
「・・・じゃあ、私がする、」
回していた腕を解き、シャワーが打ち付けるタイルの床に両膝を付いて彼を見上げる。
彼に目線を絡ませたまま包み込めば、艶めかしい嘆息が洩れるから目を伏せて。
TH「・・・はぁ、ヌナ、そこ、・・・んっ、」
「・・・気持ちよさそうな顔しちゃって、」
言われた事のある言葉をそのまま彼に返して、先端をチロリ、と舌先で舐めあげれば更に喜ぶ彼に味を占めて。
深く含めば、ゆるく腰も揺れ始めるから彼に手を添え、激しさを増せば、
TH「あー、やばい、・・・っく、」
一番奥にぐっと入り込んで来たと同時に欲が吐き出されて。
苦しい、と思う前に喉が動いて流れ込んで、彼が少し慌てた様子で引き抜くから口端から少し垂れる。
TH「・・・っはぁ、・・・ヌナ、飲んじゃったの、」
「・・・うん、飲んじゃった、」
べぇ、と舌を出して見せると困ったような、でも嬉しそうな顔でシャワーに濡れてる私の前髪を耳にかけて頬を撫でるテテ。
TH「まずいから飲まなくていいのに」
「まずいの知ってるんだ?」
TH「うん、だから今はチューしない。早くぐちゅぐちゅぺってして」←
「やだ、して、今すぐチューして」←
冗談めかして口をタコみたいに窄めて突き出せば、ちゅっと音が鳴って。
掛けてあったタオルで包まれてそのまま抱き上げられた。
TH「もうそんなにかわいくてどうすんの。寝れないけどいいの?」
「えー、寝たいー」
TH「無理。寝ても突っ込むから」←
「もう勝手にどうぞ」←
TH「とか言うけど、気持ちよくって寝れないって♡」
‘ヌナの事、わかってきてるもんね〜’とテテは大事そうに私を抱えるから。
・・・わかってないよ、なんて言えなくて。
気持ちを隠して、黙ってしがみ付いた。
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じょんくっく - 純愛じゃこりゃ。やられた。最初はただ…うん。でもだんだんほのぼのしてきてまじでやられた。← (2019年10月5日 0時) (レス) id: c461f78c89 (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - テミンっていったらSHINeeのテミンしか… (2017年12月3日 22時) (レス) id: 5f77ff8aa9 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - あいよ!さらばじゃ!続編で会おう!←誰?ww (2017年11月12日 22時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - いっちゃんさん» ヌナでしょ!とかミンギュあたりに言われそうで言えないwwwいや、私もコンがこの年末多いから何枚積めるか・・・。雑食は大変だよね(>_<)お互いどこかで当たりますように☆また2でお話ししましょ〜^^ (2017年11月12日 21時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - めっちゃ送ってごめんなさいTTオンニも何かのグループ当たったら私の分いってほしい! (2017年11月12日 20時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アウラ | 作成日時:2017年9月24日 11時