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「いかせるわけないだろう」
「うわー、そっちの衣装も良いじゃん」
「ふふ、お主は何を着ても似合うのお」
「ストライプのシャツの効果でいつもより更にすらりと見えるね。何より、背が少し高く見えていつもとは違った君を見ている感じだ。ボーテ、百点！」
ふふふ、と笑いながら私の手を引くアズールさんの腕をジャミルさんが叩く。
エースくんとリリアさんが、私を見てそう笑った。皆からの意見は概ね好評だった。
また新しい服に着替えるため、別室へと向かう。と、後ろから違う足音が。
振り返ると、カリムさんとジャミルさんが私の後をついてきていた。
『どうしたんですか？』
「あぁ、スカラビアの衣装は少し着るのに手間取るからな。手伝いに来た」
「あ、手伝いって言っても頭の飾りだからな！服を着たら、廊下に出てきてくれるか？」
『そうなんですね。……分かりました』
四着目。スカラビアの衣装。
カリムさんたちの説明に頷いて、私は別室へと入る。二人は扉の前に寄り掛かって、待っていてくれるようだった。
早く着替えようと衣装を出して、順番に着ていく。
中は黒の服で、その上からひらひらした服を着る。腰に帯？のようなものを巻いて、白いズボンを履く。
ズボンにはジャックくんの尻尾のような、大きな黒い尻尾がついていた。
それから動物の足のような靴を履いて、黒色の長い手袋をつけて。
最後に残った耳付きのカチューシャとスカーフを持って、扉を開けた。
「！……似合うな、A！」
『ありがとうございます。……その、これはどうつけるんですか？』
「あぁ、貸してみろ」
にっこりと太陽のような笑顔を浮かべるカリムさんにお礼を言って、持っていたカチューシャを見る。
隣から手が伸びて、ジャミルさんが私の後ろに回った。
ジャミルさんは手際良く私の髪にスカーフを巻いていき。ものの数分で、私の髪には動物の耳が違和感なくついていた。
『……これ、ジャックくんの耳と似てますね』
「ん、あぁ。狼男が俺たちの仮装のコンセプトだからな」
『成る程。……がおーっ、てやつですか』
私の言葉に、ジャミルさんが笑って話す。
それを聞いて両手を曲げ、ジャミルさんを見上げると。口元を押さえ、そっぽを向かれてしまった。
後ろではカリムさんが心臓あたりを抑えている。……何かしたっけ、私。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー
ルークさんの語彙力が欲しい
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さ - 夢主に恋愛感情持ってるやついるの草ァ…カリムはともかくレオナとか絶対分かっててあげてるだろ。 (2022年6月6日 23時) (
レス) @page17 id: 745f3a4c41 (このIDを非表示/違反報告)
麗亜 - 犬って女の子も、good booyって言うらしいです。 (2022年1月10日 17時) (レス) @page18 id: 436e3086c5 (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - 誕生日会……最高すぎません？……素晴らしすぎて終始微笑んでるんですけど。ほかの作品も順に見てるんですが、主様。天才脳をお持ちでは無いですか？最高楽しい幸せ癒しです！ (2020年11月28日 12時) (レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
零夜(プロフ) - 鬱アニメ、某魔法少女！？！？まどマギですか！？！？！（覚えてない） (2020年11月27日 0時) (レス) id: be63cd896a (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - チーズ鍋さん» ありがとうございます！！ (2020年11月22日 23時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーズ鍋 | 作成日時：2020年10月23日 0時
