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SR「A」
名前を呼ばれて、はっとして思考が動き出して。
SR「どうしたい？乗り込む？見逃す？」
「え？え・・・っと、」
SR「今ここで問いただして言い訳を聞くか、後でだらだらと言い訳を聞くか。どっちかだよ」
‘自分で決めな’と判断を委ねるサラ。
きっとどっちの答えを出したとしてもサラはわたしの味方で居てくれることは確かだと思う。
JM「ちょっと待って下さい。一緒にいる人は？それに店でそれは、」
SR「店から引きずり出せばいいだけ。相手の女の顔も見ておくべきでしょ」←
JM「そ、それはそうかもしれませんけど、いや、でもこんな所じゃなくて別の場所とか」
SR「ジミナ、何言ってんの？あいつ浮気してんだよ？」
浮気。
事実を突き付けられ頭をガッツーンと殴られたような感覚になって。
言葉で聞かされると一気に現実味を帯びてきて、心臓はばくばくと暴れだして。
‘聞いてくる’というはずだった口は動かなくなった。
本当に？
違うんだよね？
やっぱり他人の空似じゃないの？
否定したい気持ちで恐る恐るもう一度中を覗くと、男の人は隣に立ってる女の人に話しかけてて。
少し男っぽい顎のラインも、口角の上がり方も。
その横顔はわたしがいつも隣で見てたユンギそのもの。
暗くて目元はよくわからないけど、きっと優しい目で笑ってるんだ。
わたしにはわかる。
「・・・ユンギだ」
SR「だから言ってるじゃん、」
JM「Aさん？ここではあれですから、一旦行きましょう？少し落ちついたらユンギさんに連絡して、ね？」
SR「そんなの絶対誤魔化すに決まってるじゃん。A、あたしが行こうか？」
JM「サラさん、待って、Aさんが決めるんでしょ」
「わ、たし、」
やっと出た声は、自分でも驚くぐらい震えてた。
そんな小さな声にも二人は反応してぱっと顔を向けてくれて。
「やだ、わたし、見てられない・・・」
まずい、視界が滲む。
JM「Aさん・・・」
SR「・・・わかった。A行こう。泣くんじゃないよ、ブスがひどくなる」
「わ、わかってる・・・！」
サラが軽口を言うから、なんとか涙は零さずに軽口で返しながら歩き出して。
ぐいっと手を引っ張ってくれるサラの握る手の強さで、
彼女がわたし以上に怒ってるのが伝わる。
ジミン君のそっと背中を擦ってくれる手の温かさで、
彼が心配してくれるのが伝わる。
ごめん、二人とも。
でも、あそこにはいられなかったんだ。
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アウラ(プロフ) - ellieさん» いつもお付き合い頂き本当にありがとうございます！！さて、もうすぐラストです・・・！2で終わらなくてごめんなさい！ｗでもあと少し。心の準備お願いします( *´艸｀)最後までお付き合い下さいませ☆ (2017年9月15日 13時) (
レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - またまたでごめんなさい。書かずにいられない！もう甘いユンギにきゅーんときちゃいました！ありがとうございます。これ、あれですか？ユンギから……心の準備しときますね。(ﾉ´∀｀*) (2017年9月15日 0時) (レス) id: 0afbc283eb (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - さらんさん» 一気読みして頂けて光栄です〜！！(≧▽≦)今彼ユンギか後輩ジミンか。オチは・・・最後までお付き合いくださいませ！ｗｗさらんさんの作品もお邪魔しにいきまーす！ (2017年9月1日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - すごく面白くて一気によんでしまいましたｗｗｗｗｗｗ私はこのままゆんぎと幸せになってほしいです← (2017年9月1日 22時) (レス) id: 944861b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - バコさん» お読み頂きましてありがとうございます〜！ユンギのヤキモチ、たまらんっすよね( 〃▽〃)作者もですwww更新頑張ります〜！(*ゝω･*)これからもお付き合いくださいませ☆ (2017年7月20日 8時) (レス) id: 34a3e6fa2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年7月7日 14時
