いただきます、大好きです 。

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YG side



眠い。

疲れた。

眠い。


会いたい。


↑今ここなんだよ。


仕事忙しくて、忙しくて。

Aに悪いと思いつつ、ズルズルと会う時間を作れなくて。



さすがの俺も限界がきたんだよ。



A欠乏症ってやつ。



今日もほんとは進めたい仕事があったけど、後輩のグクに押し付けて会社を飛び出してきた。

なんか後ろでグクがぶうぶう言ってた気もしたけど、今日は許せ。



それぐらい、柄にもなく、Aに会いたかったんだよ。



久しぶりに会うあいつはやっぱりキレイで。

いつもは着ないスカートだったりするもんだから可愛くて。



ちょっとテレ隠ししながら‘嬉しい’なんて言ってくれる。

触りたくなって頭を撫でれば、うっすらと頬が赤くなる。



・・・今日時間作ってほんと正解。



でもさっきからジニヒョンの視線が痛いから、さっさとオーダーするか。

オーダーして顔を上げたらめっちゃ笑顔のジニヒョン。


え、目が笑ってねーよ。

地味に怖い←


そりゃ大事な妹をここまでほっといたらシスコン兄貴は怒るか・・・。


でもビール出してくれたから平気だよな？←



少し違ったドキドキを感じながら乾杯しようとしたら、


HS「ユンギヒョン〜〜〜！」


一気に話し始めるから思わずAと声を揃えて止めたわ。


「ホソク、久しぶり。でも、先にAと酒飲ませろ」

HS「もちろん、もちろん！乾杯してして！はい、かんぱ〜い！」


ホソクにグラスを持った手を持ち上げられて、乾杯。


「あーうまい」

A「てかもー、ホソク、うるさい」

HS「そんなこというなよ〜。俺だってユンギヒョンと話したいことあるんだよ〜」

A「ほら、料理出来たんじゃないの？持ってきなよ」

HS「ん？これ、Aのじゃない？」

A「違うってば。もういいから、おかわり！」

「なに、お前もう飲んだの」

A「一杯目は喉越しいいからね、うまい〜」


グビグビ、プハー！とでも効果音が聞こえてきそうな飲みっぷり。


いいよな、こういう女。

それなりに飾るんだけど、中身を飾らないっていうか。

だから居心地が良くて。



・・・うん、やっぱ今日会えて良かった。



とりあえず酒を切らせなきゃ大丈夫だと踏んだであろうホソクが、Aにすぐさまおかわりを渡す。


A「ホソクはこういう時だけは仕事早いんだからなー」


とかいいつつ、満足気にグラスに口をつけるA。


とりあえず、飲むか。

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