いただきます、大好きです 。

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JM『すみません、Aさん・・・っ』



テヒョン君からスマホを奪いとったらしいジミン君が電話口に出てきた。

ユンギの視線が痛いから、背中を向けて話そ。



「ううん、大丈夫だよ〜。でもなんでわたしの話？(笑)」

JM『いや、今日のお会計、Aさんが多めに出してくれてたんですね。すみません、気付かなくて』

「ああ、そんなの当然じゃん。わたしが一番飲んでるんだし、年上なんだし」

JM『ありがとうございま(TH「Aちゃん〜、ヌナ〜、」)おいっ、テテ、まじでうるさい！あ〜もう、ほんと・・・』

「酔ってるねぇ(笑)ごめんね、ホソクも飲ませるタチだから」



後ろで奇妙な笑い声、すんごい聞こえるもん。

ん？これオッパか？←


しかもわざとヌナ呼びしてきてるな、キム・テヒョン。

あ、お馬ちゃんまで。あのやろ。



JM『あいつ弱いのに。飲みすぎですよね』

「明日まで残してるとサラのカミナリが落ちるよって言っといて。それからヌナ呼びやめろ！って伝えて」

JM『はは(笑)気に入ったみたいです。・・・俺もですけどね、Aヌナ(笑)？』

「あ、こら。ほんとやめて、慣れない。恥ずかしいんだって」

JM『考えておきますね、Aヌナ(笑)』



もーやめてよって言おうとしたら、スマホを当ててる方とは逆の肩に暖かい重みと、彼の香りが乗ってきた。



YG「Aヌーナ」

「ちょ・・・っ！！」



逃げ出そうとしたけど、お腹にもユンギの腕が回ってきていて動けない・・・！


後ろから抱きしめられて背中から伝わるユンギの体温。

耳元でその低い声で名前呼ばれたら電話どころじゃない。


自分の腕を精一杯伸ばしてスマホを遠ざける。



「ユンギ、ごめん、もう切るからちょっと待って、」

YG「いま切って」



そういいながら耳たぶを甘噛みしてくる。

ユンギの唇が明らかな熱を持って、耳から首筋に移動し始めると、その快感を良く知ってる身体が疼く。


やばいやばいやばい。

生放送なんてシャレにならん・・・！



「ごめん、ジミン君、切るね！飲みすぎないで！じゃ！！」



何か言ってそうだったけど知らない。それどころじゃない。


切ったスマホをラグの上に転がして、文句を言うつもりで振り返ればあっさり捕まる唇。

噛みつくようにキスを繰り返すユンギの胸を押してほんの少しの距離を取る。



「ん、ね・・っ、待って・・・」

YG「・・・俺が呼んでやるよ。なぁ、Aヌナ？」



やめて、ドキドキするから。

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