【 歌い手 】保健室 。【 センラ 】

25 日目 ページ32

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センラ先生が楽しそうに話してくるものの 全くと言っていいほど内容が入ってこない 。




せ ｢ そんでなぁ … って Aきいとる ? ｣


｢ !! きっ ､ きいてます !! ｣



う ｢ … そろそろ離してあげたら ? ｣



やだ ､ なんて言うセンラ先生は 今 私の下にいる 。




事の発端は 浦田先生が職員室に行った直後 。




｢ ふふ ､ センラ先生 !! 浦田先生と話せました !! ｣


せ ｢ … よかったやん ｣



てっきり喜んでくれると思ったのに ､ センラ先生の飯能は浮かなかった 。



｢ … センラ先生 ? なんか 元気ないですか ? ｣


せ ｢ …… は ……… のに …… ら ｣


｢ …… へ ? ｣



下を向いていたせいか 聞こえなかったので聞き返してみる 。



と ､ なかなか顔を上げなかったセンラ先生が 意を決したように勢いよく顔を上げた 。





せ ｢ 〜〜 Aは センラといちばん仲良かったのに さっきうらたんとばっか喋ってて なんか嫌やった !!! ｣





え ? ん … ?




嫉妬 ､ したってこと …… ?



予想外の言動で 一気に 顔に熱が集まるのがわかる 。




センラ先生は その反応に気をよくしたのか



せ ｢ やから ､ 少しだけセンラにも構って ｣



と ､ さっきの表情とは裏腹に 余裕たっぷりの笑顔でそう言った 。



絶対 ､ 確信犯だ 。



…… っていう流れがあって ､ センラ先生は 私を自分の膝の上に座らせた 。




｢ 重い ｣ ｢ 全く重くない ｣ の攻防はとっくの前に終わったので割愛 。



帰ってきた浦田先生が驚くどころか もはや呆れてたのも割愛で 。




う ｢ はぁ … 別にいいけど ､ そもそも今の時間は 俺と水城が話す時間じゃ … ｣



｢ … ですよね ｣




そろそろ無理です 。


私の心臓が悲鳴をあげてます 。



… 好きな人 ､ なのにそんなことされたら 。



せ ｢ A照れてるん ? ｣



｢ … そんなこと ないです ｣



せ ｢ んふ ､ かーわい ｣




センラ先生 こんなに甘えただったっけ 。




いつもの 大人で余裕そうで … なんてセンラ先生はどこにもいなかった 。



代わりにいるのは 子供みたいに表情豊かで甘えん坊なセンラ先生 。




う ｢ え 何見せられてんの俺 ｣


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一旦 重い(?)場面は終わったので 申し訳程度の恋愛要素 増やします ←


最近 書きたすぎるネタがあります ( やめとけ )

甘々の方が絶対ウケるのに シリアスが書きたすぎます ( やめとけ )

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