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今「そろそろ昼休憩にしよか。」
主将の今吉の一声でバスケ部は昼休憩に入った。
体育館にある舞台の上でそれぞれが昼休憩をする中、今吉、諏佐、Aが昼からの練習について打ち合わせをする。
インターハイ予選決勝が近づく最近は変更を重ねながら練習を進めている。
大まかな予定は監督にも相談するが小さな変更は現場の判断だ。
今「昼からの内容どないしよか。」
『試合も近いし、実際の流れに近い試合形式でポジションを確認した方がええと思う。』
諏「それも良いが、個人の練習もまだ足りない部分がある。」
今「Aのやってから、諏佐のでどや？」
こうして午後の練習メニューが決まった。
決まってしまったら、後は同期３人の雑談だ。
雑談と言っても結局バスケの話ばかりだが。
今「しっかしなーうちもそうやけど、まさか、誠凛が勝ち上がってくるとはな。」
『せやけど、勝てん相手ちゃうやろ。』
『うちは個人、向こうは全体って差はあるけど同じ攻撃型のチームや。どっちが勝つか楽しみやわ。』
今『そやな、確かにどっちが勝つか楽しみや。』
そんな時だった。
舞台の端の方で喋っていた桜井と若松の方からずっと探していた声がした。
青「へー美味そうじゃん。全部よこせ。」
若「桜井もやってんじゃねぇよ。」
青「うっせーな。ちゃんとした理由があれば休んで良いんだな。」
『青峰、あんた桃井と一緒ちゃうんか。』
桃井には諜報活動のともう１つ、青峰の回収も頼んでいた。
青「あ？さつき？知んねーよ。」
どうやら回収は失敗したらしい。
『で、あんた午後からの練習出んの？』
青「出るわけねぇだろ。今日は写真集取りに来ただけだし。」
青「じゃあな、お疲れ、がんばってー。」
青峰はそう言って舞台から軽く飛び降り帰ろうとする。
若「いい加減にしろよ。お前、練習出ろ言ってんだろ。」
若松は帰ろうとする青峰を追い、その胸ぐらを掴んだ。
真面目ではないが、バスケに関しては一生懸命な若松に自分勝手な青峰の態度は納得がいかなかった。
臨戦態勢である若松を止めに入ろうとAが腰を浮かせた。
青峰が口を開き言葉を発する。
青「１回は許してやる、離せ。」
穏やかだった場の空気が一瞬で重くなった。
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ユミナ(プロフ) - いままで読んだ作品の中で続きに一番気になっています！本当に更新を楽しんでいます。（日本語を勉強していますから、コメントはちょっと変かもしれません。） (2021年8月2日 2時) (
レス) id: 05b3da9aee (このIDを非表示/違反報告)
ウォールナット(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅れてすみません。少しずつ更新を再開しようと思ってます、続きを読んでいただければ幸いです。 (2021年4月29日 13時) (レス) id: 52a5da63dd (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2020年8月24日 18時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウォールナット | 作成日時：2020年4月26日 0時
