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「 そうですか、分かりました 」
「 お世話になりました 」
「 ほんまにクラスメイトに挨拶せんでええの? 」
「 ......あやりを呼んでもらってもいいですか? 」
「 放送するから待っとき 」
お母さんとソファに座ってあやりを待つ
少しして外からパタパタと走る音が聞こえた
「 失礼しまぁす...
先生、うちなんか問題起こした...? 」
「 起こしてへん
Aが待っとる 」
「 え、A!? 」
「 そこの教室入り 」
ガチャリと音がしてあやりの顔が見えた
「 A!! 」
「 あのねあやり... 」
「 おん、どないした? 」
「 うち引っ越すの、仙台に 」
「 そかそか、連絡先消すなよ
あとほかに言うことあるんとちゃう? 」
「 ......絶対言わへん? 」
「 親友の秘密バラすと思う? 」
「 あんな.....あんな、私妊娠してるの... 」
「 マジ!?じゃあ来年の今頃産まれとるやん!!
抱っこさしてな!!約束やで!! 」
「 うん、いいよ 」
それから少し話てあやりとバイバイした
あやりとは離れたくなかったなぁ...
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作者名:ワコ | 作成日時:2017年10月30日 11時