3 話 ,照 れ 屋 な ア ナ タ ページ5
A『 …いった…っ! 』
Aは驚いた表情をして前に立つ茜のことを見上げた。
茜「 生徒会書記で頭脳明晰、運動神経抜群、おまけに容姿端麗で?性格もそこそこ良いのに、ドジすぎでしょ。てか、ドジの次元超えてるわ。( ぼそぼそ )」
A『 茜くん、落ち着いてくれる? 』
茜「 おら見ろよー!!!信号は真っ赤だろが?!?! 」
A『 あ…、、。本当だね。ごめん。 』
茜「 許せない!!無駄に僕の事心配させて!! 」
静かにAが耳を塞いだ。茜の声がハイトーンでうるさいからだ。
A『 青になったね。行こう、茜くん。 』
茜「 うん!!そーだね〜!! 」
完全に怒りが消えていない茜は、作り笑いをして前に進むAに着いて行った。
A『 本当にごめんね。…私、疲れてるのかな。 』
茜「 真面目に考えたらそうだよな。ちゃんと寝てます? 」
A『 うん、3時間くらいは。 』
茜「 原因それだろ。 」
A『 私も色々と忙しくてさ。』
茜は呆れた表情でAを見つめた。Aは茜を見つめ返す。
茜「 … 」
A『 変わらず変なところで、照れ屋だね。何で今、目を逸らしたの? 』
茜「 どうするが、僕の勝t__ 」
A『 はいはい。 そんな事言ってたら、屁理屈ばかりの人だと思われちゃうよ。 』
信号を渡り切った時。Aは優しい微笑みを浮かべていた。
__________________________
ー 二人の家の前 ー
茜「 明日も学校か。 」
A『 うん、そうだね。…今日は一緒に帰ってくれてありがとう。 』
茜「 誘ったの僕だけどな。じゃあまた明日。 」
A『 あはは。確かに?じゃあね。ありがとう。 』
家が真隣である二人は、そう言うと手を互いに振り、鍵を開けて家の中へと入った。
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うむむ - いつも応援してます!更新無理せず頑張ってください! (9月9日 11時) (レス) id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ - 神作だぁぁ (9月4日 23時) (レス) @page19 id: e06815e087 (このIDを非表示/違反報告)
あ っ ぷ る(プロフ) - パインさん» ありがとうございます!! (8月31日 21時) (レス) id: 9057d5448f (このIDを非表示/違反報告)
パイン - ストーリーめっちゃ好きです!尊敬します!続き楽しみにしてます! (8月20日 3時) (レス) @page15 id: 1a6535ff19 (このIDを非表示/違反報告)
あ っ ぷ る(プロフ) - 質問やリクエスト、いつでも受け付けます。不快と感じるコメントは、お控えください。 (8月13日 9時) (レス) id: 9057d5448f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あ っ ぷ る | 作者ホームページ:http://00113d2b208
作成日時:2023年8月13日 9時