俺の家庭教師が生意気な件について【２】【ar×in】

問５７ ページ10

＿ドンッ！！

なにやら俺の体に重い物が乗っかった。

有｢うっ…｣

芽衣、麻衣｢おはよー！！｣

有｢んんっ…？｣

目を開けると同じ顔が２つの女の子。

芽衣｢だいきお兄ちゃん来てくれたんだ！｣
麻衣｢はやくおきろー！｣

有｢あ、ははっ、芽衣ちゃん麻衣ちゃん｣

ゆっくり起き上がると２人は俺の両膝に乗り、ギュッと抱きつく。

有｢起こしてくれたんだ！ありがとう！！｣

お返しにギュッと抱きしめ、キャーキャーと双子が騒いでいる。

伊｢…ちょっとぉ…うるさい、ご飯できたよ｣
麻衣、芽衣｢はーい！｣

ガタッと伊野尾が襖を開けて不機嫌そうに言ってきた。
２人は伊野尾を通り過ぎ元気よく階段を下りる音が聞こえた。

伊｢お前も早くしろ｣
有｢へいへー｣

俺は起き上がり、伊野尾と一緒にリビングへ向かった。

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