家政婦から嫁になりました【灰谷蘭】

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それからは、さっきの…私が妬いた出来事を話したり。

半間くんとワカくんの仕事の話を聞いたり。
(梵天と似たようなお仕事らしい)

蘭さんと私の馴れ初めとかも話して。
(ほぼ、マイキー春千夜竜胆さんが話の腰を折る)

東リベのあの時はあーだったこーだった
の昔話をネタバレ回避しながら聞かせてもらったり。

たまに誰かと誰かが言い合って喧嘩したり。笑

みんなでわいわい…すごく楽しい。

話しながら、お酒の消費量がえげつない。

…弥生さんも酒豪だそうで。



弥「Aちゃん、ホストクラブみたいで楽しいわね♡」



…確かに。みんなスーツだし、ちょっと分かる。笑



万「やよちゃんはこの中で誰が一番タイプ？」


弥「…この中だといないわね。」



ふと、"取引先相手にガンガン行ってた"っていう
明司さんの言葉が頭をよぎった。

弥生さんの雰囲気、男性が放っておかない感じだし。
私でも惚れちゃいそうなくらい見た目も中身も素敵で。

ここにいるみんなも慕ってるくらいだもん。

誰かと関係を持ったこともありそうな…
そんな気がする。ちょっと気になる。



『これまで口説かれたりとか…ないんですか？』


弥「…ないわよ。あったとしても、
あなた達みたいなお子ちゃまは嫌。」


若「……お子ちゃま。笑」


竜「強いて言うなら…？ここにいない奴でもいいよ。」


弥「んー…莞ちゃんとか、大ちゃん♡」


『ぇ……、…誰？笑』


明「…モッチーと大寿。笑」


弥「ああいう髭面とか、男臭いのが好きなの♡」


蘭「モッチータメだし、大寿歳下だけどな。笑」


弥「え！？そうなの！？
…でも見た目だけならそんな感じがタイプかしらね。」


万「A、やよちゃん旦那も子どももいるよ？」


『…ぇえっ！？ほんとに！？』


弥「そう、あなた達ぐらいの子どもがいるわ。」


竜「弥生さん今年いくつだっけ…ごじゅう…」


弥「竜ちゃん、言わないで。」


明「…今年58。笑」


『……、…うそ…。』


蘭「若いよな、サイボーグだけど。笑」


春「金かけてるだけある。」


弥「もう、言わないでってば…//」


半「まーこんなだけど昔から超世話になってる。
母親じゃねーけど、そんな感じ。」


若「みんなやよちゃんのこと好きだよ。」


弥「ふふ、ありがと。今日は私のおごりね♡」



…弥生さんの好感度が更に上がった。

私もこんな風に、いつまでも可愛くて綺麗な
みんなに慕われるような女性(ひと)になりたい…そう思った。



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