66 ページ17
.
階段に取り残された私は、熱を冷ましてから家に戻った。
蘭さんはそのまま外出したらしく、私は家に一人。
これは…やっと、やっと…
家事ができる！！！！
とりあえず自分の荷物を片付けて。
勝手に部屋を物色していいのか分からないけど
何がどこにあるとかは把握しておきたいから
大まかにチェックした。
そして家事に取り掛かったはいいけど、
掃除にしても洗濯にしても最新式で全自動だし。
正直、ほぼやることがない。
家政婦は肩書きだってマイキーが言ってたけど、
ほんとにそうだと思った。笑
でも…ご飯はちゃんと作りたいかも。
さっき冷蔵庫開けてみたけど、
ミネラルウォーターとお酒しか入ってなかった。
買い物から行かなきゃいけない。
てか、今までご飯どうしてたんだろう。
外食とか高級デリバリーとか？笑
そういえば蘭さんのスケジュール聞くの忘れた。
今日は何時ごろ帰ってくるんだろう。
リビングのソファで色々考えてたら
インターホンが鳴った。
……誰。
階段の方。
…だとしたら梵天の誰かってことよね。
おそるおそるドアを開けてみると、
明「……お前が噂の家政婦？」
え、明司さん…！？
そうだよ、この人も梵天の人だった。
『あ、明司さん…』
明「A、だよな。マイキーから話は聞いてる。
ちょっと時間もらう。暇してたろ。」
『えっ、あの…ちょっと…』
時間もらう、って。
もらっていい？じゃないんだ。笑
そしてそのまま部屋に入ってきた。
リビングのソファに座ると
煙草に火をつけた明司さん。
一応、コーヒーを入れて灰皿と一緒に出してみた。
明「気ぃ利くじゃん。…あ、これ蘭に渡しといて。」
「頼まれてたやつ」と言いながら
テーブルの上に差し出されたのは銃で。
私は『わかりました』とだけ伝えた。
明「…どう？蘭とやっていけそー？」
用が済んだのかと思ったら、
蘭さんの話を持ちかけられた。
明司さんは、マイキーからこれまでのことを
聞いているらしく「お前も大変だな」
と言ってくれた。見た目によらず優しい。
相談役だからかなぁ。
話しやすくて、ちょっと会話も弾んで。
私もこれまでのことを話した。
そして話し上手で聞き上手な明司さんに、
私が気になってることを聞いてみた。
『あの…蘭さんって、どんな人なんですか…？
あと、その…女性関係とか…。』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 750人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuu(プロフ) - 姫花さん» ありがとうございます.*･ﾟマイペース更新ですが頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします◡̈♥︎ (2023年3月12日 15時) (
レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
姫花 - みれました〜‼︎嬉しすぎる‼︎これからも頑張ってください‼︎応援してます(o^^o) (2023年3月12日 15時) (レス) id: 20631a8445 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - 姫花さん» なので、またいつでもお好きなタイミングで読みにいらしてください(*^^*) (2023年3月12日 14時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - 姫花さん» 姫花さん、コメントありがとうございます。作品を好きだと言っていただけてとても嬉しいです◡̈♥︎ログイン限定公開は専用パスワードがないんです💧今までこちらの都合で全体公開にしてませんでしたが、ただいま全作品を全体公開にしました。 (2023年3月12日 14時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
姫花 - 長文すみませんm(._.)m (2023年3月12日 13時) (レス) id: 20631a8445 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yuu | 作成日時：2021年9月2日 21時
