大丈夫、１人じゃない5 (ページ10)

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卒業式ページ10

You,Side

MM｢とうとう君の彼氏も卒業ね……｣

『何その上から目線』

MM｢でも内心そう思ってるでしょ｣

『………。』

はい。思っています、

あんなに子供っぽかったのに…←え、

もう、大人に近づいてるんだね………((オンマかよ

『え、待って…グクいなくなっちゃったら毎日が…………』

MM｢え、私いるから｣

『だってモモたまに休んでるじゃんっ！！』

私が学校に来た時にモモがいなくて

私が休んだ時にモモが来る。

何これ((

MM｢とりあえず取り巻きちゃんが減ったってことで、｣

『減ることはないと思うよ』

MM｢ん～騒がれることは無い、か｣

『毎日が清々しいわ～』

MM｢毎日なんていないじゃん｣

『そうだったねー、』

卒業式には行くと言っていたグク、相変わらずの人気ぶりで、羨ましい…………←

『あの野郎、調子乗りやがって……』

目が合ったと思ったらこっちに走ってくるうさぎ、

それに続いて後ろを追っかける可愛い子と可愛くない子達((最低

JK｢A～～～！！｣

予想通り抱きついてくる。周りはもう､､､言わんこっちゃない………

『まず離れよーかー』

JK｢やだっ、やだやだやだっ｣

『いつから立場逆転してんの？』

JK｢ダメなの？｣

『ダメじゃないです。』

ああああああ、なんでそんなうるうるしたお目目で見てくるの？周りの女子達ちょっと魂どっかいっちゃいそうだし

うん、そろそろやめてあげようか…

『グク、あとでたーくさんお話するからね』

JK｢絶対だからな｣

『うん』

整列の合図がかかってグクは自分の席に戻る

MM｢私の存在が違う意味で凄かったことない？｣

『ごめん、、、モモ』

グク大好き女子ちゃんたちに押しのけられたのか乱れた髪を直しながら隣に座ってくる

卒業式は普通に長くてたまに寝てたけどグクの時だけはパッチパチに目が見開いてた

あの短時間でどんだけ目に不要物が入ったことか…

後で洗わなきゃ…