危機 ページ41
Aside
また、だ。殴られるような感覚で目を覚ました。そこには何十人もの人が私を囲んでいた。中には凶器を持ってるような人も居る。ここ、どこ、と周りを見渡すと駐車場らしき場所。なんて考えてるとまた、ごっ、と鈍い音がなる。そして、痛みが私を襲う。
『う"ぁっ…』
「あ？みなさーん、この害悪リスナーさん兼邪魔者起きましたあ〜」
「前から思ってた子だよね。たまに自撮りとか写ってるウザイ奴。」
『センラマン、？まふくん、？まーしぃ…？』
「軽々しく呼んでんじゃねぇよ！」
ごんっ、とまた殴られる。痛いよ、やだよ…逃げようとしても囲まれている。立つことも出来ない。気づけば足には無数の痣、手には切り傷、ところどころに殴られ、赤くなったあともある。
『や、だ…』
「はぁ？無駄よ？」
「いつもキモイんだよ！！」
「今日もまふくんに抱っこされやがって…」
「ふざけんな！」
『う"…負け、ない、…』
「生意気。ほんっと。」
「あんたなんかこ ろしてやるわ」
「これでね」
『や、だ、それ、やめて、待っ、やだ、！』
音はもう聞こえなかった。ただ、金属バットのようなものが私を何回も叩くのは見えた。痛さのあまり、声も出ない。ふいに意識がふらっとする。
あぁ、愛してくれてありがとう…
「このくらいでいいよね。あとは_______」
止まった。そして、口にガムテープ、手足を拘束され、狭い所に押し込められた。寒くてたまらない。きっと、ほんとに終わってしまうんだ。さよなら、ありがとう、そう心で思って、意識を無くした。
___コインロッカーにでも入れときますか___
うらたぬきside
なんとか逃げるとセンラマン達を探す。坂田と、歌詞太郎、天月もなんとか逃げれたらしい。簡単にセンラマン達は見つかった。人混みがあるから。すぐに店員さんを呼んで対処してもらう。これが1番早い。人混みが無くなると1番奥でまふが倒れそうになりながら目に焦りを浮かべながら俺らのところに走ってくる。まーしぃとセンラマンも焦りに焦っている。
ま「う、う、らたさ、…ごめんなさい、ごめんなさい…」
志「はよ探すで！！Aが居らんねん！！」
う「は？！また、あんなことになったら…」
セ「あかん…はよ行かんと…」
天「俺、そらるさんに伝えます！！」
頭に言葉が入ってこない。早く見つけないと。また悲しませて、どうにもできない…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 474人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
悠 - 頑張ってください！ (2020年6月11日 21時) (
レス) id: d1b64e1eb9 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - この小説凄い面白くて何回も読み返してます！笑更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年2月15日 1時) (レス) id: bbc4110774 (このIDを非表示/違反報告)
恋花ﾚﾝｶ - すとぷりすなーなので嬉しいです!私も中学生なのですが学校で辛いことがあったため学校を休んだりします。ですがなのさんほどではないと思いますが本当に辛くて今でもたまに引きずってしまうことがあるのでなのさんは前に進んでいて凄いと思います。長文失礼しました。 (2019年12月18日 10時) (レス) id: 1d9528a5e6 (このIDを非表示/違反報告)
千春 - 夢主ちゃんがこれからどうなるのか、気になります。更新頑張ってください、楽しみにしています。 (2019年12月13日 16時) (レス) id: c6d92e4cb3 (このIDを非表示/違反報告)
のの - 面白かったです。続きが気になります。更新楽しみにしています (2019年12月3日 22時) (レス) id: ee4a1ee787 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なの | 作成日時：2018年8月17日 14時
