平和な時間は長くない ページ48
そらるside
まったく…
トイレットペーパー君…Aに怪我させやがって…←
ピコンッ
あ、俺のスマホだ。
“彼方、明日だけ知り合いの子供預かってほしい”
母さんか。
特に予定もなく、軽く了承した。
そ「みんなー」
ま「なんですかー？」
さ「なんや？」
そ「明日なんだけど、母さんの知り合いの子供を預かることになったから〜」
う「はぁ！？急にですか！？いいですけど…」
る「まぁ、ええやん。」
“よろしく〜”なんて言っているとうらたくんから怒られてしまった。
今日は夜遅かったので話し終わると寝てしまった…*
〜次の日〜
「ごめんね、彼方くん。じゃあよろしくね。」
そ「大丈夫ですよ。」
星「そらるさんだー！」
そ「そらるさんですよー。久しぶり。星沙(ｾｲｻ)。」
星「久しぶりー！！」
久しぶり、なんて言って騒ぐ星沙。
歳はAと近くて4歳。
さ「あー！星沙ちゃんだー！！」
星「さかたん！」
前にも預かったことがあり、みんな知っている。
ま「あ、星沙ちゃん！相変わらず可愛いね！」
天「星沙ちゃん、遊ぼ！」
さ「おいでー！！」
ま「僕のところに！」
星「そらるさんがいいっ！」
星沙と久しぶりに会い、盛り上がっていた。
するとリビングのドアが開き、透き通り、眠そうな声が聞こえた。
『…おはよぅ…』
そ「おはよ、A。」
星「だれー！」
『…そ、そらるしゃ…』
星「む、そらるさんは星沙のー！！」
ま「こらこら、喧嘩しないの！」
Aは知らない子がいてびっくりしたのか俺に助けを求めてきた。
それを阻止するようにぎゅ、と強く抱きついてくる星沙。
『まふ…っぐす…』
ま「Aちゃん、星沙ちゃんだよ。大丈夫、大丈夫。」
そ「A？星沙よりお姉さんなんだから泣かないの。」
星「そらるさーんっ！」
涙目のAにきゃっきゃっ、とはしゃぐ星沙。
“今日は一番小さい、星沙が優先。”
そういう考えが浮かび上がった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠歌(プロフ) - えまって、トイレットペーパーかわいそうｗｗお金ｗｗｗｗ (2022年9月1日 15時) (
レス) @page50 id: 2a2ca5b148 (このIDを非表示/違反報告)
歌い手の信者 - ごちそうさまでした･･･････。一言いいですか？なのさん、神過ぎます！ (2020年6月6日 5時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
- 面白かったです！ (2020年4月10日 17時) (レス) id: 18e720f77c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - 千春さん» 了解です!!リクエストありがとうございます!! (2019年12月8日 17時) (レス) id: 2bdc6ab8ba (このIDを非表示/違反報告)
千春 - お願いがあります。96猫も続編に入れてください。お願いします。 (2019年12月8日 16時) (レス) id: c6d92e4cb3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なの | 作成日時：2018年4月23日 20時
