歌い手達は幼女を拾ったようです

溜め込む ページ37

Aside




そ「A、おきて。」




少し、車で寝ていたら家に着いたようでそらるさんの声が聞こえた。




でも、



なぜか少し何かに苛立ってしまう自分がいた。


それはきっとそらるさん達にお父さんと離された、なんて考えたからだろう。


実際、最初はそうだった。


でも落ち着くとわかってきた。


私がちゃんと言わないのが悪いのにな、なんて思いながら


また溜め込む。


私が我慢すれば、みんな幸せなんだよ。


それは




“「あんたが我慢すればみんな幸せなのよ！」”




お母さんに言われたことからそういう考えを持ってしまった。




少し黙った私を見てそらるさんが大丈夫？、と心配してくれる。



私は



『…んー！ちょっと考え事！』



そう言って“また”作り笑いをする。


作り笑いなんて慣れたもんだ。


久しぶりにやったな〜、なんて考えたり。





さかたんが家に入ると同時にみんな入ってくる。



口々に「ただいま」そう言って入って行く。




私も家に入った。



少し昔の話をするね。



私はお母さんから虐.待を受けていたが


途中からお母さんは出ていって


私もお父さんと普通の生活をおくっていたの。


でも、お母さんが来て、私は捨てられた。


やっとお父さんに会えて


また“普通”に暮らせるって思ってたのに…



そんな不満を抱えても自分のせいだから、そう言い聞かせて溜め込んだ。




でも、それが


一週間後のまふの一言によって


爆発してしまうなんて


今は知らない＿＿＿＿＿




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ちょっと独り言*
私の憧れで超可愛い大好きな部活の先輩が
私の小説を…見てるなんてっ…！！
こんな駄作を…！
しかも、私のこと癒しだなんて…
私は可愛くないし！癒しになんてなりませんよ…！？
私、連絡出来るものとかないし…
受験があって話せなくなるの寂しいとか…
お、思って…な、ない、です…(思ってます)←



以上！駄作者の独り言*でした！

本当は→←涙と我慢

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