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「高杉…晋助…」
どこかできいたことあるような、ないような…
そんなこと考えている間も高杉さんとの距離は近づくばかり
あと少しで肌と肌がくっついてしまいそうな……
「だ、だめ…で、す」
一気に体をひくと高杉さんはまた少し笑って
「案外初心な女なんだな…益々気になっちまうな」
身をひいても追い詰めてくる高杉さん
「だめって…言ってるじゃ……んっ」
瞼にキスを落としてきた高杉さん
「今日はここで我慢してやる…つぎ会うときは覚悟しときなァ」
胸の高鳴りは静まる気はないらしい
「ちょ、あんた、そこははいるっなっていってんだろ!!」
係員の人が叫ぶ声がきこえた
「あぁ!Aがここにいんだろ…おーい、A〜!銀さんちょっと酔っちゃったかも!Aが介抱してくれないと俺死んじゃう!」
ドデカい声で叫ぶ銀ちゃんの声
「銀ちゃん…?」
「まさか…な、」
私たち2人は困惑していると、銀ちゃんが部屋にはいってきた
「A〜!変なオッサンに絡まれてないか〜。そんなの銀さん許さないですよコノヤロー!」
酔っていてよく話す銀さん
「って、あ、…お前どっかで……高杉……、お前…なんでここに」
銀ちゃんは部屋にはいると目を擦り私に迫る男、高杉さんをみると知っているようだった
「おい、てめぇ…Aから離れろ」
銀ちゃんの目は赤く光り、高杉さんをとらえた
「ククッ…やっぱりお前…おもしれぇな……銀時…てめぇの女か知らねぇが、俺もこいつ気にいっちまってな…」
高杉さんは銀ちゃんに見せつけるように私を抱きしめた
その直後に銀ちゃんはすごい速さで高杉さんに近づき、首元に刃をつけた
「Aを離したら…今回は見逃してやるよ」
銀ちゃんはいつもと違う…
人殺しのような顔をしていた
「銀ちゃん…、」
つい発した言葉
「今回は…か、…次は俺もお前の首をねらってやるさ…」
高杉さんは私を離し、窓辺にたった
「じゃあな…A…」
そういってきえていった高杉さん
それをみていると、後ろにぬくもりを感じた
「はぁ……怪我…してねぇか…」
安堵のため息をついた銀ちゃんからは本当に心配していた事がつたわる
「大丈夫…なにもされてないよ、銀ちゃんがまもってくれたから」
きっと、高杉さんは大悪党だ
「Aが…心配で…どうにかなっちまいそうだった…」
泣きそうな声ではなす銀ちゃんは少し震えていた。
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エト(プロフ) - さらさん» いえいえ!! (2020年5月14日 1時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ひゃー!!!ありがとうございます!!!! (2020年5月14日 1時) (レス) id: b53f13e3f7 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - さらさん» まじです!!おまちしてます!!!!(><) (2020年5月14日 1時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
さら - まじですか!!!ありがとうございます!!これからドンドンしていきますね!!!! (2020年5月14日 0時) (レス) id: b53f13e3f7 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - さらさん» バンバンください!!ネタがうかばなくて(笑)さらさんのリクエストたすかります!!ありがとうございます!! (2020年5月14日 0時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エト | 作成日時:2020年5月9日 14時