奪い愛【銀魂】

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真選組side

松平のとっつぁんが俺たちを呼び出した

あれを殺らないといけないとか、命をかけるとか言って俺たちの元を去っていった





｢なぁ、ひとつ聞いときたいことがあるんだが｣

近藤が沖田と土方にそう呟くと2人は頷いた

｢…あれって誰だ？｣

｢知らねぇのかよ！｣

近藤も知らないらしく、土方も総悟も知らなかった

知らない相手を殺るために命を捧げるとまで言い張った近藤を土方は呆れた目をしてみていた









※ Aside



今日は待ちに待った遊園地

｢きゃっほーい！遊園地アルよ！A！思いっきり遊ぶアル！！｣

とでも元気よく叫ぶ神楽ちゃんに私も満面の笑みを浮かべた

｢神楽ちゃん、今日はお洒落したもんね！｣

｢そうアル…似合ってるアルか？｣

今日の為に洋服を買い揃えた

神楽ちゃんはいつものチャイナ服ではなく、裾の広がったワンピース型のチャイナ服

どうもチャイナ服はトレードマークらしく捨てれないらしい。

私は地球にきてからは着物を着ていた、
地球に来る前は神楽ちゃんのようなチャイナ服…または神威の趣味に合わせたワンピースを着ていた

しかし、着物というのは動きづらいもので、今日は白いワンピースを着た

髪型はポニーテール


｢…ガキがお洒落したって変わんねぇよ…｣

｢僕はよく似合っていると思いますけどね｣

銀ちゃんはそんなことを言っているが、

朝の話をしよう
私が支度していると銀ちゃんが後ろから近づいてきた
そして私を後ろから抱きしめた。肩の出ている服なので、直に銀ちゃんの手があたりこそばゆい

銀ちゃんは私の首に顔を埋めて

｢はぁ……めっちゃ似合ってんだけど…ほんとにこれでいくのか、｣

と、言ってきたのだ

首元にあたる銀ちゃんの息すらくすぐったい

似合っていると言ったくせに、着て行って欲しくないと言われ私は頭に？しか浮かばない


でもこれを選んでくれたのは神楽ちゃんなわけで、着ていかないといったら悲しむのが目にみえている

だからそのまま着てきたしだいである



バスで向かう中4人は他わいもない話をし続けた









やっと遊園地に着くと日差しが強い。

私はいつもなら傘はささないが、この日差しに腕や肩をだしているためする他ない。





私が日傘をさしていると新八くんが傘を持ってくれるといった


｢…僕も日除けしたいし！｣

所謂、相合傘



銀ちゃんがそれを凄い剣幕でみていたが無視する



入口付近に向かっていくと見覚えのある人影が

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