検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:82,990 hit

谷崎兄妹。 ページ19

_____________




「それで…お話とは何でしょう……。」




国木田「嗚呼、お前に会わせたい奴が居ってな。」





そろそろ来ると思う。 国木田さんがそう云った直後、ドアが開く。





「遅れてすンません。」




そう云って入ってきたのは 若い男女二人。




明るい髪に、だぼだぼの服。髪の横を白いピンで留めた 垂れ目の男の子。




長い黒髪に、端整な顔立ち……学生だろうか。セーラー服を着た女の子。





国木田「来たか。……紹介する。 『谷崎 潤一郎』だ。」




谷崎「どうも、初めまして。谷崎です。」




国木田「で、こっちが_____________」





「妹のナオミですわッ!」





そう云って、谷崎さんに抱きつく彼女。





驚いて、目を丸くする。





「……な…仲の良い…きょ…兄妹ですね……。」





そう云って、国木田さんに視線を送る。





国木田さんは無言で 首を横に振る。 『深入りするな』のサインだ。






谷崎「……お話には聞いていましたが…本当に探偵社に来られたンですね。」





遅い紹介になってしまって すンません。 そう云って頭を下げる谷崎さん。





「あ……いえいえ。…此方も挨拶遅れて済みません。 … 宜しくお願いします。」





仲良くしましょうねッ!そう云って ニコッと笑うナオミさんに、私も笑顔を向けた。

尊敬。→←こっちこそ。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
103人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Baku - 湯豆腐さん» 読んで頂き、有難うございました!続編も宜しくお願い致します! (2016年6月10日 6時) (レス) id: f1f76f5060 (このIDを非表示/違反報告)
湯豆腐 - 泣ける…最期が切なすぎます…(泣) (2016年6月9日 23時) (レス) id: 08d6bd47da (このIDを非表示/違反報告)
Baku - さきさん» 有難う御座いました!続編もあるので 是非其方の方も読んで頂ければ幸いに存じます! (2016年6月8日 22時) (レス) id: f1f76f5060 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 感動しました。ついに終わってしまった…。 (2016年6月8日 22時) (レス) id: ee43672b67 (このIDを非表示/違反報告)
Baku - 作品を支えてくださった皆様、本当に有難う御座いました。続編『刹那の想い』を連載することになりましたので 其方の方も宜しくお願い致します。『刹那の想い』で検索をかけて頂ければ 出てくると思いますので、見て頂けたら幸いです。 (2016年6月7日 18時) (レス) id: f1f76f5060 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Baku | 作成日時:2016年5月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。