大正時代に突如舞い降りた少女は【鬼滅の刃】

１話：鬼滅の刃って何回読んでも飽きないよね！笑 ページ2

夢主side









家のリビングでゴロゴロしながら漫画を読む僕。


読んでいる漫画は勿論大人気の鬼滅の刃。


高校のテストに追われている今、


僕の心を癒やしてくれるのが


そう、


鬼滅の刃だ。


『母さーん、お菓子撮ってー！』


ダルそうな声で母にお願いしてみる。


母「あんた、自分の足があるんだから自分で動きなさいよ。」


え、いや、そうだけどさ。


『母さんの方が近いじゃん？』


母「・・・・・はいどうぞ。」


何とも言えぬ顔で机にお菓子を置く母さん。


『うっわー！母さん世界一美人！！優しい大好き！！(ぎゅっ)』


と言い母さんに抱きつく僕。


母「ふふふっありがと。(ぎゅっ)」


母さんも笑顔で笑いながら抱き返してくれた。


こんなに幸せな生活はない。


僕はなんて恵まれているんだろうか。


当たり前の生活が、より一段と好きになった今日。


母「いつも見てるけど、それって何の漫画？」


『ああ、最近人気の鬼滅の刃だよ！』


僕は笑顔で答える。


母「・・・面白いの？」


怪訝そうに聞いてくる。


『勿論！！いやもう推しとか選べなくて困るし炭治郎も善逸も伊之助も禰豆子ちゃんも柱の皆も鬼の皆もそれぞれにストーリーがあってしかもめちゃくちゃ泣けるから最高だね沼るには十分な要素が盛り沢山！！！』


一息で喋った。


母「そ、そうなのね・・・。」


若干引き気味に言う母さん。


心外だ・・・！！


母「そういえば、鬼滅の刃の映画、明日から上映開始されるみたいよ？」


『あ。』


そうだった！！


母「私はあまり分からないけれど、一緒に行く？」


母さんが女神に見えるよ・・・。


『うん行く！！』


母「じゃあ、今日は明日に備えてしっかり寝なさい。」


『はーい！』


母「良い返事だこと、ふふっ。」


『じゃあおやすみ！』


母さんに向かってそう告げた。


母「はい、おやすみ。」


僕は自分の部屋に向かう。


本棚から鬼滅の刃の本を取りベットに入る。


え？寝ないのかって？


復習をしてから寝るよ！！


僕は漫画を手に取り、例の無限列車編を読む。


うおおおおお煉獄さんかっこいいい！！


あああああ魘夢ウウウｯｯｯｯｯｯ


あ、車掌さん・・・可愛そうだなあ。


炭治郎、キミって奴は・・・！(泣)


伊之助負けるなあああ！！


うわあああ禰豆子ちゃん可愛い！！！


は！？やっぱり善逸カッコよ！！


７巻、８巻を繰り返し読んでいるうちに、


僕は深い眠りに落ちてしまった。

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