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おはこんにちばんは。山鳥口十です。

作品作りすぎると、自分で管理が難しくなるので今書いているものが完結するまで予定作を書いておこうと思いました。

お蔵入りする可能性もありますが。


あと、正直忘れっぽいので……ハイ。自分用でもあります。

興味を持っていただけたら嬉しい限りです。


SERVAMPしか書きません、書けませんがよければよろしくお願いします。


興味がありましたら、コメント頂けると嬉しいです。(ちゃんと見てますので……)

優先的に執筆を検討します。



【SERVAMP作品題(仮)】


・コミュ障少女のシンプルな隣人さん

・最古の下位吸血鬼は小さなレディ

・有栖院家専属医の人魚姫

・吸血鬼を×す方法

・愚か者は嘘吐きになれない

・事務員Aと手品師Bと魔術師T


【男主】

・露木兄は弟と仲良くなりたい


――
――

『コミュ障少女のシンプルな隣人さん』




幼少期をC3で保護されながら過ごした、コミュニケーション障害持ちの上がり症で人と交流をとるのが極端に苦手な少女。



「その、これからよろしく! 久雨さん!」

「え、と……その……はい、おねがい……ます、城田さん」



優しいお隣さん・城田真昼と共によき隣人関係を築きつつ、



「貴様はいつ見ても本ばかり読んでいるな、それは何の本なんだ?」

「えっ、あ……童話、です……有栖院くん」



奨学金で通う帝一瀬学園のクラスメイト・有栖院御園と共によき友人関係を築く。


彼女は普通だが、彼女の手は少し普通ではない。

傷を癒やすことのできる御手を持つ彼女の唯一の願いは『普通になる事』。



「普通に生きて、普通に働いて、普通に結婚して、普通に老いて、普通に死んでいく。それが私のなりたい夢です。」



だから彼女は父を殺した吸血鬼という存在を憎みも恨みもしていない。

ただ、普通に生きて死ぬために、死んでも関わり合いになりたくないだけである。





普通になりたい少女とその隣人とその友人の関係の始まりから近づく終わりまでの話







――

『最古の下位吸血鬼は小さなレディ』





エプロンドレスを身につけた金髪の愛らしい人形のような幼女。



「……何故……いつまでも付いてくる…………」

「貴方を愛してるからに決まってるじゃない! 頭おかしいの!?」

「……何故……そうなる…………」



その幼女は最古の下位吸血鬼であり、自称淑女(レディ)。


そのレディは数百年間飽きることなく"嫉妬"の真祖にご執心、結果"嫉妬"も諦めて今ではレディに愛着すら湧いている。

"嫉妬"が有栖院に居た間、レディもまた有栖院で時間を過ごし……



「じゃあ、将来オレと結婚してよ!」

「御国は子供だから嫌よ。もっと大人になってカッコよくなってから本当に大事な人にそういうことは言いなさい。」

「分かった。それまでオレと一緒にいてね」



よく遊んでいた有栖院の坊っちゃん・御国に愛を囁かれ、結果大人になっても御国のレディに対する執着は変わらずに。





幼女下位吸血鬼と嫉妬とその主人の奇妙な三角関係の話







――

『有栖院家専属医の人魚姫』



代々有栖員家専属の医者として有栖員家で暮らす若く温厚な女性。

足が悪く、車椅子に乗っているために子供たちから人魚(マーメイド)の先生と呼ばれる。



「あ、いややっぱいいや。目がちょっとかゆかっただけで……」

「御国くん、こすらないで。……じっとして、あんまりこすると腫れちゃうからね。」

「……近いよ、照れとかないわけ?」

「医者が患者に照れてどうするの。……あ。まつ毛が入ってたんだね、とれたよ」



時偶に外に出ると会いに来る幼馴染・有栖院御国。

有栖院家坊っちゃん・有栖院御園。

彼女は弟のような存在として御国と御園を思っている。



「ちゅ、注射だと!? 嫌だ、そんなものなぜ僕が……」

「坊っちゃんは強い子だから出来るよ、そんなに痛くないからね」

「坊っちゃん呼びはやめろ!」

「御園くん、はいもう諦めて手を出しましょうねー」



御国の吸血鬼、"嫉妬"の真祖・ジェジェ。

御園の吸血鬼、"色欲"の真祖・スノウリリイ。

彼女はたとえ吸血鬼だって丁寧に傷の手当をし、兄のような存在としても思っている。



「……これくらいの傷は問題ない……」

「ダメですよ、ばい菌入ったら吸血鬼でも痛いでしょう?」


「一緒にお茶しませんか、マーメイドさん」

「その誘い文句は恥ずかしいのでやめて欲しいですが、ぜひ」





有栖院家専属医と有栖院兄弟と嫉妬に色欲の真祖と多分ほのぼのとした話







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『吸血鬼を×す方法』



主人"だった"少女に惚れ込んだ吸血鬼。

そして、自身がなくなっても良い程に吸血鬼を×した少女。



「契約を解きましょう。契約を解いて、貴方が私を×して、そして私は貴方の下位吸血鬼になれる」



彼女は吸血鬼になりたかった。吸血鬼は不老不死、吸血鬼が生きる時が欲しかった。

時を得て、×した吸血鬼と共に居たかった。だから彼女は吸血鬼になろうとした。



「ねえ、どうして。どうしてあの時、私を置いて逃げたの?」



眠りから覚めた後、その姿はどこにもなかった。



「あの時、私が人間だったからダメだった。だから今度は私が貴方と一緒に成る方法を探すの」

「私どうしても、彼を×したくて。」

「今度は私が。今度こそ私が。貴方を×して私も死ぬ、そうすればきっと」



彼女の壊れた幸せな夢と共に壊れた彼女の心の何か。

別の真祖の下位吸血鬼になり、しばらく後、彼女は一つの夢を見つけ出す。



「どれだけ時が掛かろうと、必ず私は」



不老不死を×すという夢。

×した吸血鬼と、永遠に死ねるように彼女はまた、考え続ける。





心中願望の危険な下位吸血鬼と苦悩する真祖と楽しむ博士と彼らが出した一つの結論の話







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『愚か者は嘘吐きにはなれない』



下位吸血鬼なりたての桜哉の世話係を頼まれた、とある憂鬱の下位吸血鬼。

好きなモノは家電とジョーク、自由奔放な性別不明の下位吸血鬼は桜哉を引っ掻き回して連れ回す。



「ほらっ椿が遥か彼方の湖まですっ飛んで溺れてる姿を想像しろよ。せーのっ」

「……は?」

「おい今の笑うところだったろうが、折角の写真が仏頂面だ」



その性質はまさに奇想天外、もはや桜哉の世話係というより桜哉が世話係。

桜哉は嘘と同じくらい、そいつが大嫌い。だがそいつは何かと絡んでくる。



「この世に本当なんてもんはありはしないよ。全ては全て思い込みさ。」

「じゃあ、全部嘘だっていうのか?」

「桜哉がそう思いたけりゃそうなんだろう。大事な事は人に聞いてちゃわからねーよ」


「椿だって知らないんだぜ?」


「ヒミツの共有、子供は好きだろ? こーゆーの。」




非常にウザったい空気読まない系世話係と下位吸血鬼になりたての嘘が大嫌いな桜哉の懐かしい話







――

『事務員Aと手品師Bと魔術師T』



中立機関C3東京支部にて日々デスクワークをこなす事務員A。



「ああ……これは、くる……間違いなく来る……」

「おい、大丈夫かよ? 耶節のジジイんとこ行くか?」



しかして周囲が同情する程の重度の偏頭痛持ちである事務員A。

それをなぜだか目ざとく見つけては心配する一応同僚である戦闘班所属の魔術師T。



「あああ、すみませんが声を抑えてください、響きます、頭に……っ」

「……悪ぃ」



彼はどうやら吸血鬼を殺す事が仕事のようで、時には街を見まわることもあるようで、そして事務員Aは思うのだ。

人外対処の組織といえど、やはり死角はあるのだな、と。



「……別に嫌いって訳ではないので構わないんですが、」

「あァ? なんか言ったァ〜?」

「いえ別に。……それよりご家族と喧嘩でもしたんですか」



事務員Aが高校生の頃、恐喝から助けて貰った手品師B。

それは所謂、人外と言うやつに関わることになってしまってから早数年以上。



「それで緑のレタスがさァ?! ……ちゃんと耳かっぽじって聞けよォ?」

「耳かっぽじって聞いてますよ、……とても、真剣に。でも先に薬飲んでもいいですか?」



殺されたくはないし、たまの暇潰しに家に入られてるくらいはもう何でもなくなってしまった。

ちょっと野蛮なドラ猫みたいなもんだと、事務員Aは今日も日記を付けていく。




日々偏頭痛に悩み続ける事務員Aと同僚の魔術師Tと奇妙な縁のある手品師Bの話







――――

【男主】


『露木兄は弟と仲良くなりたい』



何処か目が死んでいると言われる感情の表し方が分からない常時無表情な露木兄。

悩みは弟に避けられて嫌われているような気がする事。



「修平」

「……なんですか?」

「いや、その……別に大したことじゃないが、働き過ぎは良くない。目元に隈ができて――――……」

「大したようじゃないなら呼び止めないでください。……忙しいので、」



研究員としても戦闘員としても有能すぎる兄に引け目を感じる弟・露木修平。

幼い頃、吸血鬼から修平を庇った際に一度死にかけ体に傷跡が残っている兄に負い目も感じる弟。


でもなんとか仲良くなりたいと試行錯誤して幼馴染や後輩に相談をする兄。



「どうすれば、いいんだ?」

「修ちゃんは素直じゃないからなー、とりあえず押して押して推しまくってみれば?」

「押す、か。……危なくないか?」

「ちょっと待て! 物理的にじゃないからな、わかってるか!?」

「……?」

「ぜってえ、分かってねえな! 間違いなく背中を物理で押す気だっただろ!!」



露木兄には少しばかり天然で、弟である修平を大切に思っているものの(相談相手の選択ミスにもより)中々伝わらない事がよくある。

中立機関C3東京支部所属、非凡な才を持つ戦闘員兼研究員。




弟と仲良くなりたい天然兄と本音と建前の間で揺れる不運弟と無駄なアドバイスをする外野の話







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翠輝(プロフ) - お体に差し支えが無いようでしたら、是非もう一度物語を書いては頂けないでしょうか……。 (2017年2月13日 21時) (レス) id: bfcd9a4d58 (このIDを非表示/違反報告)
翠輝(プロフ) - 再び小説を綴ってくださることは無いのでしょうか……山鳥口十さんの文体は情景も心情も描写が凄く綺麗で、引き込まれていくような世界観に感嘆の一言に尽きます。作品の続きもとても気になります…。 (2017年2月13日 21時) (レス) id: bfcd9a4d58 (このIDを非表示/違反報告)
翠輝(プロフ) - 『コミュ障少女のシンプルな隣人さん』『吸血鬼を×す方法』『愚か者は嘘吐きになれない』の三つにとても興味を惹かれます。中でも『吸血鬼を×す方法』が個人的に凄く好みでした。良ければ長編で書いて頂きたいです。 (2017年2月13日 21時) (レス) id: bfcd9a4d58 (このIDを非表示/違反報告)
さつき - 最古の下位吸血鬼は小さなレディが読みたいです! (2016年8月14日 2時) (レス) id: 90151ba686 (このIDを非表示/違反報告)
ななえ - 私はコミュ症少女のシンプルな隣人さんが読みたいです!! (2016年1月10日 13時) (レス) id: 42f6409a50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山鳥口十 | 作成日時:2015年5月6日 23時

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