北方領土って何？

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:41 hit

このホームページをご覧頂きありがとうございます！

タイトルの通り北方領土に対する考えをまとめています

特に大したことは書いてないですし、練習用として使っていますのでそこまで期待しないでください😅

「なるほどな」「面白い」と少しでも感じた方は高評価お願いします(もちろんコメントも大歓迎です)

北方領土とは択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島の4島（歯舞群島はいくつもの島から成り立っているので厳密には8島）から成り立っています。教科書でも、この地域の領有を巡る北方領土問題について見た方は多いのではないでしょうか。ビザなし交流でも有名ですね。最近ではロシアが自国内の領土割譲を禁止する旨を憲法に明記するなど緊迫した状態になっています。

そこで北方領土問題の両国の主張などをまとめたいと思います。

そもそもロシアは1956年の日ソ共同宣言で色丹島と歯舞群島は「譲渡」しても良いというスタンスをとっています。この事を知ると「じゃあまずその2島を譲渡してもらえよ」となるのですが、そう簡単にはいかないのです。理由としては「返還」ではなく「譲渡」としている事と、択捉島、国後島については返還しないとされている事です。もしこれに同意してしまうと、日本が主張している「ロシアによる不法占拠」はなかった事になりますし、択捉島、国後島返還の望みは未来永劫絶たれてしまいます。感情論の面で考えてもロシアから「しゃーないな」と2島を譲渡されると大人げないですし、顔が立ちませんよね。

日本、ロシアともに様々な主張がありますが、作成者がちょっと意外だなと思った案を下にまとめたいと思います。（変だとかそういう意味ではありません）

・4島の面積を日本とロシアで2等分して択捉島に境界線を引く案。これは無理そうに見えるのですが、実はかつてロシアと中国の領有が決まっていなかった地域（アムール川周辺）の境界線を引く際にこの案が採用されています。

・日本とロシアで共同統治、または国連の信託統治地域とする案。4島の経済が発展し貿易の拠点となり、両国の主張の正当性を担保しながら解決できるなどの利点があるものの、行政負担や漁業権を巡って新たな対立が生まれる虞がある正に諸刃の剣。成功例としてアンドラがありますが、日本は樺太でロシアとの共同統治に失敗している前例があり、注意しないといけません。

日本側の主張としては「日本固有の領土」つまり一度も他の国の領土になったことはないし、条約での「千島列島」の放棄と言ったけど4島は千島列島じゃないよということなのですが、作者が疑問に思った点は日本の主張は時代によって変化している事です。何が変わっているのかというと、

歯舞群島と色丹島については当時の主張から変化していないものの、条約を締結した年には国後島、択捉島は放棄している点です。首相も「千島列島の範囲とは北千島と南千島を含むものである」という趣旨の答弁をしています。それが突然4島返還論に変化したのは単に日本の領土的野心が旺盛な訳ではなく、アメリカが強く影響しているためだと考えられています。この突然の変化によってロシアとの交渉が膠着してしまっています。

作者個人の意見としては歯舞群島、色丹島だけでも貰っておいて、国後島、択捉島についても議論が出来るようであれば進んでするべきだと思っています。

まだ作成途中です　いつか更新します

【作成者】
・なす

ホムペを作る｜感想を書く
 他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )