“辛い”と嘆いても。

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『友達って何だろう？』




これが、一番最初に疑問に思った事だった。
“仲良くしようね”“よろしく”“約束だよ”“秘密だからね”

自分を支えて癒してくれる存在。大切な存在。味方という存在。
小5までそう思って疑わなかった。


私が世間しらずだったのか、私が甘えきって居たのか。
“裏切り”という言葉が私の心を切り裂くようだった。



『はぁ？友達なんかじゃないし　あははは』

聞いた瞬間、頭が真っ白になった。
あっさりした関係だった。
幼稚園から、とか時間なんて全く関係無くて、、、


【自分の都合に合わせて、友達を作ってるんだ】


....なら、私はもう用無しなのか...


中学に上がると、ますます人間関係は悪化し、痣を残す結果になった。









『誰も信用出来ない。頼れない。どうすればイイの？』



これが、二つ目の疑問だった。



人間不信になってから、不登校になった。
気休めにもならない。イライラする。憎悪が沸き上がって来る。


ついにリスカを初めた。流れる血を見て、何故か笑いが込み上げてきた。
痛い？怖い？醜い？惨め...自虐的な言葉を思い浮かべては、笑った。


苦しい、辛い、悲しい、悔しい、憎い....助けて。

そんなことを吐いたところで、何も変わらないのを体験済みだ。


でも、助けて欲しかった。辛かったね、苦しいよねって、甘えたかった。
幸せを探したら、振り返るばかりで、虚しかった。




親は、不登校になると、暴力的になった。
モノを投げ、蹴って、叩いて、、、


『当たり前のことが出来ない奴は、人間じゃない。』


『生きてる価値あんの？』


『死ねば？』



と、暴言を吐く。




最近は、親に捨てられ、『お前の代わりなら、いくらでも居るよ』って言われた
夢を見た。悪夢だった。


それから、良く眠れなくなった。


死ねばイイのかな、、、そう、思い始めた。









『輪廻は、絶対にある！』





これが、最終的理論だった。



輪廻(リンネ)は、死んでも、魂はまた別の肉体に宿り、生まれ変わるというものだ。


勿論、前世の記憶は残って居ないし、また人間だとも限らない。
もしかしたら、パラレルワ―ルドの世界に、生まれ落ちてしまうかも知れない。


でも、現世(イマ)で終わりでは無いと考えると、死への恐怖は極端に減った。



天国や地獄であっても、時期が来ればまた転生出来る。
そんな考え方が、私を安堵させた。



どんな形で死が訪れようとも、現世(イマ)は終わっても、また来世(ツギ)がある。





誰がなんと言おうとも、私はそれを信じてる。



だから、“辛い”と嘆いても。それを変えるチャンスは、いくらでもあるのだと私は思う。


生きる意味や価値が分からなくても、何となくで私は生きていく。


いつ死ぬかは、自分にも分からないけれど。









ぐだぐだな終わり方ですみません。

こんな下らない、悩みを聞いて下さり光栄であります。