長谷川さんと占井さん。

３月も半ば。

「私も65歳かぁ…。もうBBAの定年だし、後任の占井さんは私より若くて美しいからモテるだろうし」

その時だった。

「長谷川さーーん！」

あれ？占井さん？





「私なんかが長谷川さんの後任で大丈夫ですかね？」

どうやら不安そうだ。

「この際だから話しますけど。私、もともと占いツクールの利用者だったんですよ？長谷川さんの自画像アイコンも利用していたし、そんなすごい長谷川さんの後任が私なんて無理ですよ…」

…へ？占井さん、占いツクールの利用者？二次創作や夢小説なんか興味なさそうだったのに。





「しかも私二次元大好きで高校生の頃には、某テニスマンガの夢小説なんか書いちゃったりしてたんですよ？それでも大丈夫ですか？社員になってからも、某６つ子の夢小説を書いてたり…」

占井さん、意外にも二次元大好きだったのね。





「占井さん。大丈夫よ。私だって出来てたからあなたも出来るわ。あ、占井さんインスタグラムやってる？Twitterは？私、Twitterはじめたの」

「…不安はとれたけど、インスタグラムやってるしTwitterやってるなんて長谷川さんは何者だろう？」





長谷川さんお疲れ様でした！