大きな機関車と転車台

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大きな機関車と転車台。

ゴードン「あぁーバカらしい!!」
ヘンリー「こんなことやりたくないよ!!」

ジェームス「ちっとも休めないじゃないか!!」

客車「ふふっ、君たちは仕事嫌いの怠け者」

ゴードン「チビのトーマス、お前には分からんだろう。俺たち大型機関車には立場ってものがある。お前がどこに行こうと勝手だが、俺たちはえらいんだ!それなのにハット卿は入れ替え作業だの客車集めだのをやらせる!汚い待避線を走らせたりな!まーったくひどいじゃないか!!」
トーマス「ふふっ・・ふふふふふ・・」

ゴードン「まーったくみっともない!!」

助手「ダメだ！お前のデカい図体でバランスが狂ってしまう!しょうがないな、次の列車は後ろ向きで引っ張るんだ!」
子供たち「見ろよ!新しいタンク機関車だ!」

子供たち「なーんだ、ゴードンが逆さについてるだけかぁ…」
トーマス「やあ、ゴードン!タンク機関車の真似かい?お利口だねぇ!なんなら炭水車を捨てて、大きな石炭入れを積むともっといいよ!」

ジェームス「ははははは…!!」

ゴードン「用心しろよ!お前も失敗するぞ!」
ジェームス「大丈夫さ!僕は君みたいにデブじゃないもーん!失敗なんかするもんか!」

ジェームス「あれーっ!?あれーっ!?あれれれれーっ!?」

ジェームス｢あああああーーーっっっ!!止まれ止まれぇぇぇぇ!!!止まれぇぇぇ助けてぇぇぇぇぇーーーっっっ!!!…あぁ～…参った～～…｣
ゴードン「でぇーっへっへっへっへ…これはこれはジェームスくん!メリーゴーランドの真似かい?」

ゴードン「俺たち大きな機関車をこのように扱うとはひどい!!」
ジェームス「ゴードンは逆さまに走ってタンク機関車と間違われた!」
ヘンリー「ジェームスはコマのように回ってみんなに笑われた!」
ジェームス「その上ハット卿は我々を汚い待避線に追い出したんだぞ!」
ゴードン「そうだ!いいことがあるぞ!」

ジェームス「それはいい!明日やろうじゃないか!!」
ヘンリー「ハット卿、腰を抜かすぞぉ!」

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