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君と




過ごしたかった









過ごした





「君が好き」







そんな、夏祭りの夜のおはなし。








△▽▲▼△▽▲▼△▽▲▼△▽▲▼△▽▲▼

初めての方は初めまして!

そうでない方、いつも有難うございます!

杠-ゆずりは-です!

stprの桃赤のBLになります!





【*■°あてんしょん°□*】

◇stprの皆様のお名前をお借りしております。

◇ご本人様とは一切関係はございません。

◇作者に対する意味のない悪コメント、低評価はお控えください。

◇ホームページの使い方が本来と異なりますが、お気になさらず。

◇学パロです。

●○●○●○●○●○●○●○●○●
それでは、楽しんでいってください!
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莉犬side

る「ねぇ莉犬っ?一週間後に、花火大会があるらしいよ!」

友達のるぅとくんからそんな言葉が出るなんて、珍しかった。

莉「え……そうなの?全然知らなかった…」

る「莉犬〜…もうちょっと自分に迫ってる危機を意識した方がいいよ?」

そういい、るぅとくんがちらりと斜め側を見る。

俺もつられて振り向くと

モ『きゃあっ!?るぅと様がこっちを向いてくださったわよっ!!!』

モ『え”っ!?莉犬様までっ!?なんてお美しい顔なのかしらっ!!』

莉「げっ…あの人、いつも俺たちを追いかけ回す人達じゃん…」

る「ふふ、皆花火大会に“莉犬”を誘いたいんじゃないの?w」

一番自分の人気に気付いていないのはるぅとくんだよ…

なんて、言葉を飲み込んだあと。



モ『きゃああああああっ!さとみ様ぁ!?』

女子のかん高い悲鳴が聞こえ、俺も振り向く。



さ「莉犬〜!放課後遊びにいこーぜ!」



好きな人が、俺の名前を呼んで、くれた。

……今、顔絶対赤い

莉「さと…」

モ「えええ!?さとみ様がどうして一年のクラスに来たんですかぁ!?」

モ「わ、私っ、ずっと前からっ、さとみ様のこと大好きなんですぅぅぅぅ!!!」

一瞬で取り囲まれるさとみくん。

る「……仮にもイケメンなんだから、そのことを意識した行動をしてほしい…」

るぅとくんは呆れ顔で呟く。

さとみくんが、女子に絡まれているのを見ると、心がモヤッとする。

莉「…さとみくん!!!」

俺はわざと大きな声で呼ぶ。

さ「あ、莉犬っ!!」

すると、さとみくんがすぐ近くに来てくれる。

それが嬉しくてしかたない。

さ「莉犬!放課後あそぼーぜ?」

莉「ん、いいよ!」

る「あ、さとみく〜〜ん?」

横では、るぅとくんがニヤニヤして花火大会のチラシを持っている。

莉「(つっ…このバカ…)」

る「莉犬と花火大会いったらどうですか?どうせぼっちなんですしw」

莉「ぼっちて…」

さとみくんはどうせイケメンだし、女子から誘われてるに決まってる…



さ「…莉犬がいいなら行くけど?」

莉「え?」

る「はい確定〜wwじゃあ、花火大会、二人で仲良く楽しんでくださいね!」

莉「は!?え、お、ちょ」

そんなんで、花火大会に行くことがあっさりと決定したのであった。








さとみside

る「さーとーみーくん?」

俺が振り向くと、如何にも嬉しそうな顔をしたるぅとが立っていた。

る「良かったですね?好きな子と一緒に花火を見れるようになって?w」

さ「……るっさ///」

る「あ、顔あか〜い」

さ「……莉犬に俺の気持ち、ほんとに言ってねぇんだよな!?///」

俺は莉犬と花火を見れることが、嬉しくてしかたない。

る「ふふっ、一つ僕に借りを作っちゃいましたね?さとみくんw」

さ「……うるせーよ、ばーか」



…花火が始まる、一週間前。







莉犬side

集合場所に、五分前に来る。

莉「当たり前…!俺えらい!!」

そう、ここは花火大会の会場。

莉「浴衣とか……変じゃないかなぁ…」

そんなことを考え、ぼーっとしてた時。

さ「莉犬っ!」

莉「っあ、さとみくん!」

ふわっとした桃色の髪に、いい具合にラフな服装。

まさに女子が寄ってくるようなスタイルである。

莉「……かっこい……」

さ「え、なんか言った?」

莉「な、なんでもない!早くいこ!」

俺は火照る顔を抑えながら、さとみくんと花火を見に行くのだった。




さ「……んー…花火まで時間あるし、なんかやんない?」

さとみくんは楽しそうに屋台を眺めている。

莉「…あ、俺リンゴ飴食べたい!」

さ「え、リンゴ飴ってどこにあったっけ?」

莉「た、確かあっ………」

その瞬間だった。

下駄がずるりと抜け、滑る。



莉「ひ、ゃあっ!?」

さ「、!?莉犬っ」


怖い!!!

俺は咄嗟に目を閉じる。

………でも、背中に優しい感覚。



さ「っ……大丈夫かお前!!」

目を開けると、

さとみくんの整った顔がいっぱいに広がっていて。

莉「……ふぇ///」

さ「危なっかしいな……って、下駄の緒が切れてんじゃねぇか!」

さ「お前怪我してないか……」

そのとたん、さとみくんと目が合う。

すごい至近距離で、

さとみくんが、かっこよくて…

莉「あ、の、近いっ////」

さ「へ、あ、ごめっ////」

ばっと顔を離す。



……は、恥ずかしい…/////



さ「…なあ莉犬、お前、靴の替えとかあんの?」

莉「へ、ぁ、確かに…」

さ「…あー…じゃあ、優しい俺がおぶってやるよ、ほらっ」

さとみくんはそういい、俺に背中を向ける。

莉「え”っ!?でも、悪いし…」

さ「困ったときは御互い様、だろ?ほら、分かったらとっとと乗れー」

莉「で、でも…俺重いし、なんか申し訳ない…」

俺がおどおどしてたら、



さ「……はぁ、お人好し!」

さとみくんが、ぐいっと俺を持ち上げる。

莉「ひゃああああっ!?////」

さ「こら!あんまりでけぇ声出すな!俺が勘違いされんだろ!?」

莉「う、だ、だって…////」

…今の俺は、業界で言うところの『お姫様だっこ』をされてる状態である。

莉「すきなひとに、こんなことされたら……////」

さ「ん?なんて?」

莉「……なんでもないってば!///」

さ「はぁ〜?」

莉「…って、いつまでこのままでいるつもり?」

さ「あ、そっか、莉犬!これで懲りたんならちゃんとおんぶされとけよ、ほら!」

そういい、もう一度俺に背中を向けるさとみくん。

俺はしぶしぶ頷いて、乗る。

さ「よいしょ……って、かるっ!お前ちゃんと飯食ってんの!?」

莉「ふふっ、なんだそれ!食べてる…よ…////」

さ「wwww」

さ「って、違う!莉犬、りんご飴でいいんだよな?買いにいこーぜ!」

莉「…ん!!」

そんな優しさが、嬉しいなー……なんて、思ったり…




さ「……はぁ///////」

…花火が始まる、十分前。









さ「よっ……ついたぞー、そこのベンチ座れる?」

莉「はへ?!ふはへふ!」

さ「あ、りんご飴うまい?w」

莉「おいひい!あーがと、しゃとみくん!」

さ「…ん////」

莉「?」

さ「〜〜〜俺にも一口ちょうだいっ!」

莉「ふぇ!?///」

さとみくんはそういい、俺の手元のりんご飴をがりっとかじる。

莉「!?かっかかかか、関節キスッ………!!!」

さ「は〜?そんなんで赤くなんの?まだまだお子さまだな、お前も♪」

…なんだか負けた感じで悔しい…

莉「うっ、うるさいうるさい!////」

さ「はははっ!かーわい」

莉「……へ?////」

…………かわいい?

………………俺の、ことを、かわいい?

さ「……あっ、また照れた」

莉「……//////」

さ「……あのさ、莉犬?」



…花火が始まる、十秒前。




さとみくんが、俺の手を握ってくる。

さ「俺さ、お前に、ずっと言いたかったことがあって…」



…五秒前



さ「俺っ、お前のことがっ」









ドオオオオオオオオン!!!!

さ「好きだ!」






莉「………え」

さ「…あ、花火っ…」



ドオオオオオオオオン、ドーーーーーーン………

さ「……なあ、今の、聞こえてた?」




ドーーーン



莉「…聞こえてたよ」









莉「俺も、同じことずっと言いたかったんだ」

ドーーーーーン






さ「……え?」




パラパラパラパラ




莉「俺だって、」

ヒュルルルルルルルル







莉「………好き、だよっ」


ドーーーーーーーーン



さ「………はぁ、なんか負けた感じ」



優しく、抱き締められる。



莉「ふぇ?」

さ「…好き、大好き、もう絶対離さねーから」

莉「……はなさないで」

さ「うん、離さない」



莉「好き」


ドーーーーーーーーーン



さ「俺も」





響く花火の音、なんかよりも



君の声が耳に焼き付いて、離れなかったんです。



莉「…す、き」





もう、ずっと一緒にいてやるよ。




ENO









◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【°オマケ°】

る「莉犬、うまくいきましたかねぇ…」

こ「いったでしょ、絶対♪」

る「あの作戦、ホントにころちゃんが考えたとはおもえなかったですよ」

こ「完璧すぎて?」

る「ころちゃんそんなに頭良かったかな〜って」

こ「あ”?なんだお前」

る「ちょ、冗談ですってばww」

こ「……許す」

る「なんなんですかw」

こ「好きだから許す」

る「……え、可愛いです」

こ「は、はぁっ!?////」

る「…照れるともっと可愛いですよ、ころちゃん…」

こ「ちょ、キスすんの!?////」

る「……だめですか?」

こ「……だ、だめじゃない……してください……」

る「…照れた顔も可愛いですよ、ころちゃん♪」

こ「ひ、あぅ!?////」



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
<ジェルなながない件について>

ジ「いや…え?」

な「え?」

ジ「まさか本編で登場しないとは思っていなかったんやけど…」

な「うん…るぅころも出てるんだし…ねぇ?」

駄作者(ジェルくんは山へ芝刈りに、ななもりさんは山へ洗濯に行ったという設定にしてください)

ジ「いや言い訳キッツ」

な「それ見たことあるねぇ」

駄作s(ななもりさんお願いですからそれ以上喋らないでください)

な「桃太郎が何だって?」

ジ「なーくんドSやったっけ」

な「いや違うけど」

ジ「話戻すけど、なんで俺らの出番がなかったん?」

駄s(忘れてました)

ジ「草」

な「忘れないでよ〜…もう…」

ジ「はっ!なーくんがしょんぼりしてしまったやないか!何すんじゃゴラ」

な「い、いやジェルくん?大丈夫だからお節介を焼くのだけはやm」

駄(…なんか私、邪魔なのかもしれない)

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杠-ゆずりは-@発狂同盟 - いちごさん» イヤイヤハハハッ(乾いた笑い)ワタシモチョーットヨクワカンナイッスネー(((殴 (2019年12月31日 0時) (レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
杠-ゆずりは-@発狂同盟 - 一颯君。@ティアプリさん» きっとしてますでしょうね(^^)はははははっ(^^)(((返信遅れてすみません!! (2019年12月31日 0時) (レス) id: 550abac7bf (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 一颯君。@ティアプリさん» イケナイコトッテナニカワカラナイナァー(棒) (2019年12月4日 19時) (レス) id: 8d4d279a47 (このIDを非表示/違反報告)
一颯君。@ティアプリ(プロフ) - 杠-ゆずりは-@発狂同盟@更新停止さん» 芝刈りや洗濯に行ってると見せかけてイケナイコトでもしてるのではないでしょうか(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^) (2019年11月15日 7時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
みーま。(プロフ) - 杠-ゆずりは-@発狂同盟@更新停止さん» 勉強の息抜きに読み返して不意打ちの山で洗濯でめっさ笑ったわwww (2019年11月4日 15時) (レス) id: ca67d03f0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杠-ゆずりは- | 作成日時:2019年8月3日 22時

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