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小|中|大|こんにちは、アミーです。
色々なところで小説とか書き散らかしてますが、
人の小説を改良するってのは・・・初めてです。
このテンプレの作者の晏壽さん、こんな感じでよかったのでしょうか・・・
なんというか、申し訳ない・・・
色々なところで小説とか書き散らかしてますが、
人の小説を改良するってのは・・・初めてです。
このテンプレの作者の晏壽さん、こんな感じでよかったのでしょうか・・・
なんというか、申し訳ない・・・
「うそ〜ここ今、工事中!?」
塾の帰り、いつも通っている道は何故かふさがれていた。
さくはあるが、ふさがれている理由は書かれていない。
「仕方ない。あの裏道で帰ろう」
ここの裏道は人通りがとても少なく、家や店などの建物も少ない。
だから危険で、親には裏道を通るなと言われていた。
「今日は仕方ないよね。
にしても“危険”だなんて大げさ。
絶対通るなとか言ってるけど、ストーカーとか誘拐犯なんて滅多にいないでしょ。
第一、裏道を通らないで、ここで一晩過ごすほうがよほど危険だし…」
私の親は結構、厳しい。
なので、いつも私は警告などを守るようにしていた。
だから今回、裏道で帰るのは少々気分が重い。
それ以外にも、通りたくない理由はある。
それは、何回も『裏道は危険だ』
と言われていると、恐くて裏道は通りたくなくなる。
今は夜。周りはとてもうす暗い。
いくら高校生と言えど、怖いものは怖いのである。
だが、とにかく、家に帰るために頑張ろうと思った。
「なんか、暗いなぁ…
明かりは周りに少しあるのに。
しかも、空気が重いっていうか…寒気がする」
それでも少女は真っ直ぐな裏道を進んでいった。
真っ直ぐだし前に一度、道に迷ってこの裏道を通ったことがあったから、迷子にはならない。
「…?なんか、焦げ臭い。
肉でも焼いてるのかな?
でも、ここら辺は家が少ないし…」
だが、その臭いは肉が焼けた臭いというよりも肉を焦がしてしまったときの臭いに似ている。
どんどん暗い裏道を進んでいくと、次第にその臭いが強くなってきた。
「…もう耐えられない!」
不安などが消えない。
今まで我慢していたが、この臭いは流石に駄目だと思い、まわれ右をして引き返そうとした。
そのとき!
誰かの足音がした。
私は人がきたと思い、少し駆け足でその場を去ろうとした。
「誰・・・!?誰かついてきているの・・・!?」
焦げ臭い臭いで、朦朧とする意識の中で不審に思った。
その足音は次第に大きくなっていき、少女に近づいてきた。
「焦げ臭いし、足音は変だし、こんなところもう嫌だ!」
さっきの駆け足とは違い、全力で走った。
だが、足音の主も追いかけてきた。
「嫌っ!追いかけてこないで!」
泣き叫んでも、誰にもその声は届くことはない。
約五分ぐらい少女は走り続け、息が荒くなった。
流石に苦しくなり、立ち止まって後ろを見た。
「もう追いかけてきてないよね」
安心した少女は、どうにかしてでも家に帰りたいと思ったが、どうやって帰ればいいかわからない。
いつも通る道は通行止めだし、裏道は危険だからだ。
「どうしよう…
にしても、何で急に工事が始まったんだろう?
夕方はいつもどおりだったのに」
自分を落ち着かせるために考えたが、やはり不安は消えない。
…と、そのときだった。
肩が熱い。
何かが押し当てられている____!
おそるおそる後ろを振り返ると…
缶コーヒーを持った、同じ塾の男子がいた。
「そんなに驚くなって。お前がマフラー忘れているからわざわざ走って届けてやったんだぞ。」
指摘されて今、マフラーがないことに気づいた。
じゃあさっきまでの足音はこの男子のものだとして・・・
あの肉の焦げたようなにおいは・・・?
「今日は俺の家で焼き肉パーティーをしようと親父が言ってたんだけどさ、・・・まさか俺の家からじゃないよな?」
何気に俺、家がこの近くだし。と、ヘラって笑って見せた。
そうか、よかった・・・
そう思うと、安心して涙がでてきた。
「ちょっお前どうしたんだよ!?何か悪いことしたか!?」
「ぐすっ・・・ううん、何でもない。」
そして2人は、裏道を歩いて家に帰った。
「嘘だろ!?やっぱり俺の家からしていた臭いだったのかよ!」
男子の家の夕飯が、焼き肉からカップ麺になったのは別の話。
塾の帰り、いつも通っている道は何故かふさがれていた。
さくはあるが、ふさがれている理由は書かれていない。
「仕方ない。あの裏道で帰ろう」
ここの裏道は人通りがとても少なく、家や店などの建物も少ない。
だから危険で、親には裏道を通るなと言われていた。
「今日は仕方ないよね。
にしても“危険”だなんて大げさ。
絶対通るなとか言ってるけど、ストーカーとか誘拐犯なんて滅多にいないでしょ。
第一、裏道を通らないで、ここで一晩過ごすほうがよほど危険だし…」
私の親は結構、厳しい。
なので、いつも私は警告などを守るようにしていた。
だから今回、裏道で帰るのは少々気分が重い。
それ以外にも、通りたくない理由はある。
それは、何回も『裏道は危険だ』
と言われていると、恐くて裏道は通りたくなくなる。
今は夜。周りはとてもうす暗い。
いくら高校生と言えど、怖いものは怖いのである。
だが、とにかく、家に帰るために頑張ろうと思った。
「なんか、暗いなぁ…
明かりは周りに少しあるのに。
しかも、空気が重いっていうか…寒気がする」
それでも少女は真っ直ぐな裏道を進んでいった。
真っ直ぐだし前に一度、道に迷ってこの裏道を通ったことがあったから、迷子にはならない。
「…?なんか、焦げ臭い。
肉でも焼いてるのかな?
でも、ここら辺は家が少ないし…」
だが、その臭いは肉が焼けた臭いというよりも肉を焦がしてしまったときの臭いに似ている。
どんどん暗い裏道を進んでいくと、次第にその臭いが強くなってきた。
「…もう耐えられない!」
不安などが消えない。
今まで我慢していたが、この臭いは流石に駄目だと思い、まわれ右をして引き返そうとした。
そのとき!
誰かの足音がした。
私は人がきたと思い、少し駆け足でその場を去ろうとした。
「誰・・・!?誰かついてきているの・・・!?」
焦げ臭い臭いで、朦朧とする意識の中で不審に思った。
その足音は次第に大きくなっていき、少女に近づいてきた。
「焦げ臭いし、足音は変だし、こんなところもう嫌だ!」
さっきの駆け足とは違い、全力で走った。
だが、足音の主も追いかけてきた。
「嫌っ!追いかけてこないで!」
泣き叫んでも、誰にもその声は届くことはない。
約五分ぐらい少女は走り続け、息が荒くなった。
流石に苦しくなり、立ち止まって後ろを見た。
「もう追いかけてきてないよね」
安心した少女は、どうにかしてでも家に帰りたいと思ったが、どうやって帰ればいいかわからない。
いつも通る道は通行止めだし、裏道は危険だからだ。
「どうしよう…
にしても、何で急に工事が始まったんだろう?
夕方はいつもどおりだったのに」
自分を落ち着かせるために考えたが、やはり不安は消えない。
…と、そのときだった。
肩が熱い。
何かが押し当てられている____!
おそるおそる後ろを振り返ると…
缶コーヒーを持った、同じ塾の男子がいた。
「そんなに驚くなって。お前がマフラー忘れているからわざわざ走って届けてやったんだぞ。」
指摘されて今、マフラーがないことに気づいた。
じゃあさっきまでの足音はこの男子のものだとして・・・
あの肉の焦げたようなにおいは・・・?
「今日は俺の家で焼き肉パーティーをしようと親父が言ってたんだけどさ、・・・まさか俺の家からじゃないよな?」
何気に俺、家がこの近くだし。と、ヘラって笑って見せた。
そうか、よかった・・・
そう思うと、安心して涙がでてきた。
「ちょっお前どうしたんだよ!?何か悪いことしたか!?」
「ぐすっ・・・ううん、何でもない。」
そして2人は、裏道を歩いて家に帰った。
「嘘だろ!?やっぱり俺の家からしていた臭いだったのかよ!」
男子の家の夕飯が、焼き肉からカップ麺になったのは別の話。
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作者名:アミー | 作成日時:2014年1月30日 18時