私の気持ち

ある日、席替えをしました。







私はｋと隣になりました。





その日から。



貴方が好きになりました。











男女から好かれ、クラスの信用も厚い君。



頭が良いし、スポーツも上手。





文句のつけようがない君の虜です。



















ふと、気になりました。





君の好きな人は誰なのか。





そこで、聞いてみました。



［ｋって好きな人とかいる？］



返答は…



［いるよ。］





期待した私が馬鹿でした。







お互いにヒントを出して、名前は伏せることにしました。



ｋが出したヒントは限りなく私に当てはまりました。





私か、と思ってしまいました。



［じゃあ、ノートに書いてみてよ。］





でも…その条件に当てはまる人がもう一人いたのです。





私の親友、Ｍ



［もしかして…？］



私はＭの名前を書きました。





ｋは、顔を隠して、



うなずきました。





私は、ショックを受けました。





まさか、当たるとは思ってなかったから。







ｋは、私の好きな人が自分だと気づいたけど…





完全にフラれました。







期待した私は、余計にショックで。





そのあとの、体力テストも集中できなくて、タイムが伸びなかったんです。













私とＭは親友で、何でも相談出来る仲。





よりによって、なんでＭなんだろ…





私は、ｋにフラれたのだ。



負け惜しみは言えない。



だから、私はｋを応援することにします。



ｋの恋を成功させてあげたい。



好きな人には幸せになってほしいから。





だから、たとえＭが親友でも…



ｋのためなら頑張れる気がするから。





以上です。



観覧お疲れ様でした。