月の街

月の街…
この物語の舞台となる、突如消失した街。原因は不明。そこに住んでいた住民は別世界に隔離された様になっていて、その街から出ることができない。昼でも薄暗く、夜が長い。
街は主に、ビル街とその隣の滅びた場所に分かれている。その境目には巨大な門があり、その門が開くのは午前１２時のみ。ほとんどの住人はビル街で暮らしている。滅びた場所には倒壊した建物やクレーターなどがたくさんある。まるで月に住んでいるようだと人々は言う。
『月の使徒』と呼ばれる怪物が月に１２体現れる。多くの謎に包まれた街。


住民…
主にビル街で生活している。約半数は別世界に隔離されてしまった街の中で、気がおかしくなってしまっているらしい。真っ暗な闇でもある程度目が見えるようになっている。
謎の宗教団体『Fantasy』が存在し、気がおかしくなってしまった人の多くはそこに所属してしまうという。街の消失、別世界への隔離と同時に人々は特別な力を手に入れることとなった。


特別な力…
この町の住民がそれぞれ持つ力。その力は月の満ち欠けに比例して大きくなったり小さくなったりする。３人だけ、固定役職魔法を持つ。
・身体強化
・空中浮遊
・武器　人によってさまざまで、色々なものがある。
この３つは基本的に誰にでも備わっているもの。


固定役職魔法…
この街のルールそのもの。この魔法は発動しか操作することができない。つまり魔法を発動、解除することはできるが、魔法そのものに干渉することは出来ない。そのため街のルールとして成り立っている。この固定魔法を扱うのは以下の３人のみ。

・　裁判を行う魔法。発動させれば、自動的に判決が決まる。
・　罰を与える魔法。発動させると、裁判の判決に従い自動的に罰を下す。
・　街の状況を把握する魔法。発動させると、強制的に所有者に情報が流れ込んでくる。

この３人が街の争いを解決する裁判所存在。
だが現状すべての問題に対応できているわけではなく、裁判を行う魔法も事件の規模に制限がある。
罰を与える魔法は判決がなければ発動せず、街の状況把握する魔法にはとてつもない頭痛が伴う。
この魔法は万能ではない。そのため魔法を使わず事件を解決する『police』という役職が存在する。


Ｆantasy…
謎の宗教団体。最近はたびたび事件を起こしており、policeにたびたびお世話になる。


月の使徒…
謎の怪物。弱点などは解明されていない。一か月に１２体現れる。それがいつ、どこに現れるのかはわからない。見た目は真っ白に輝く巨人。大きさは色々。月の使徒は５段階のレベルに分けられていて、目安は下のの通りとなっている。

強い　　月の使徒を倒すために必要な人員
↑　５　約１９００人
　　４　約１０００人
　　３　約６００人
　　２　約３００人
↓　１　約１００人
弱い




・

「僕たちはこの世界に閉じ込められた。」
――We were trapped in this world.