朱の檻の番犬と獲物達【刑務官】 で作成

【名前】咲島(さきしま) カイル


【年齢】23歳


【性別】男


【役職】５区矯正監


【性格】
　何処か怪しげな雰囲気を漂わせているミステリアスな青年。普段からニコニコとしており、人当たりは柔らか。身内には特にそれが分かりやすいため、周りからは過保護だと言われることも。
　そんな彼でも昔のこともあり、囚人の存在は疎ましく感じているらしい。それ故か、囚人に対しては少し当たりがキツい。もし彼らが自らに牙を向いたとあれば、容赦なく叩きのめすかもしれない。
　しかしなんだかんだで面倒見が良いらしく、出所後の囚人を気にかけるような素振りを見せる。でも、こちらへ戻ってくるようなことがあれば二度と笑顔を見せたり優しくすることはない。


【異能】血液操作
　その名の通り、自らの血液を操ることができる。血液を盾や剣といった武具に変えることも、蛇のように動かすことも可能。しかし、動物などの生き物を作り出すことはできない。
　自らの血液を使っているため、使いすぎると貧血を起こすこともあるため注意が必要。下手をすれば吐き気や目眩といったものが起きることもある。


【容姿】
　青混じりの黒髪に、藍色の糸目をしている。常に笑顔を携えており、場面によっては柔らかな印象を与えたり不気味な印象を与えることもある。
　細身に見られやすいが、脱ぐと案外しっかりと筋肉がついている。いわゆる着痩せ体型。
　身長175cm、体重66kg。
　制服は首元を緩めているが、それ以外はきっちりと着込んでいる。左耳には簡単なピアスを着用し、手には真っ白な手袋を装着。


【一人称】僕/私(大切な場面)


【二人称/三人称】キミ/君達、皆様方(大切な場面)


【口調】とても表情同様に柔らかで、とても聞きやすい口調と声をしている。逆に言ってみれば、嫌でも聞き入ってしまうような口調をしている。


【口調サンプル】
『こうして話すのははじめましてかな？ 私の名前は咲島カイル。よろしく頼むよ、新人君？』

『おや、今日は早いんだね？ おはよう』

『えらく傲慢な態度を取るんだね？ もういいよ、戻りなさい』

『僕はね、囚人君。君達のような存在が疎ましくて仕方がないんだ。 憎くて憎くて堪らない!!』


【関係】募集中です！
〈逢坂依〉依さん
　よく世話を焼いてくれる寮の管理人。普段から良くしてくれる彼のことをカイルは好ましく思っており、時折お礼として彼の好きなものや煙草に付き合って悩み事を聞いたりする。
「おや、奇遇ですね。良ければ一服どうですか？依さん」

〈キティ=ボールドウィン〉ボールドウィン
　自由人で天真爛漫な性格の他区の囚人。自らの担当している区のこともあり、彼女のようなタイプは珍しいため、色々とペースを乱されがち。そのためか彼女を少しばかりイラついた目で見ている。
「ボールドウィン、少しは落ち着いたらどうかな？ 子猫のようにチョロチョロと動かれてはうっかり潰してしまうかもしれない」

〈桑イリヤ〉桑、又はイリヤ
　自らのトラウマと見事に被る珍しい囚人。初対面の時の質疑応答にて見事にヤンデレを垣間見てしまい、それ以来苦手な人物。それ故か、他の囚人よりも当たりが冷たくなっているらしく、彼女の情緒を不安定にさせまくる。その度に心にも無いことをいったり、簡単な応急措置をとっている。
「そりゃ、どうも。桑も十分過ぎるほどに美人だよ。……すべて行動でぶち壊されてるけど」
「大丈夫、大丈夫だイリヤ……。僕が傍にいてあげるから……」

〈シド=キャンディーモンスター〉キャンディー
　担当区の囚人であり、普段の大人しい彼とはよく世間話をすることもある。しかし、暴れだしたりしたときは容赦なく継ぎ目をはずす。昔、書類に不備があり、シドの愛読している雑誌を捨てて激怒させたことがある。
「おや、キャンディー。今日も元気そうじゃないか」
「シド=キャンディーモンスター！なぜそんなにキミは起こっているんだい？」


【その他】５区矯正監
・常時笑顔でそれを崩すようなことはほとんどしない。しかし、同僚が傷付けられたと分かると笑顔は消え、腰にさしてあるサーベルへと手をかける。
・ちなみに腰のサーベルは護身用(自称)とのこと。
・好きな人(囚人)のタイプは素直で従順な人。
　そして嫌いな人(囚人)のタイプは反抗的で突っ掛かってくる人。簡単に言えば、少しでも反抗すれば機嫌を損ね、“心から”従えば機嫌が治ると簡単なようで少し難しい人。
・一般人や身内とは簡単に約束事をするが、囚人とはほとんどしないし、したがらない。するのは出所の見込みがある者だけ。

・父がイギリス人、母が日本人のいわゆるハーフ。名前が英語なのはそのため。

・囚人達への感情は、幼い頃に死んでしまった兄と死因である義姉が関係している。


【作者名】空李