エドワードのお手柄

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エドワードのお手柄。

ゴードン「お前みたいなチビには誰も乗りたがらないよ!」

機関士「今日、走ってみるかね?」
エドワード「ええ、お願いします!」

エドワード「は～あ、よく働いたなあ…。明日もまた、出かけるんだ」

ゴードン「おいチビ、よぉく見とけ!俺が急行を走らせるすばらしい姿をな!じゃあなチビ、後を頼むぜ!」

貨車たち「いたたたたたっ!」「なんだなんだ?」

エドワード「さっ、休憩だ…。おや?」

ゴードン「なんてこった!なんてこった!」

ゴードン「まったく、みっともないったらありゃしない!」
エドワード「ぐっふふ!さあ、また仕事だ」

エドワード「よし!じゃあ、僕が手伝ってあげるよ」

機関士「おい、ゴードン。もっとやる気を出せ!」
ゴードン「そんなの無理さ!やかましい貨車たちが俺を後ろに引っ張るんだ。どうにもなんないよ」
機関士「よーし、エドワードに押してもらおう!」
ゴードン「っはん!やっても無駄だね」
機関士「ははっ、まぁ見てろよ」

エドワード「準備完了!」
ゴードン「ふん!無駄だって言うのに」

ゴードン「うーん、うーん…。ダメだ、登れない!もう限界だ…」
エドワード「大丈夫、きっと登れる!必ずやってみせるよ…!よいしょ、よいしょ…!」

ゴードン「やったぁー!ついに登ったぞぉ!」

エドワード「あ～あ、行っちゃった…。でもいいさ、役に立つことができたんだから…」

機関士「お手柄だったね、エドワード。ごほうびに明日、ペンキでお前を塗り替えてやろう。うん、かっこよくなるぞ!」

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