【ツイステ】クローバーと菓子と【トレイ】

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こんにちは！もえです！

ツイステショートストーリー第4弾は、トレイさんです！！☆°｡⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

この作品は、pixivで投稿したものを、占ツク版に編集したものです！！

ピクシブ版はこちら↓

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14009493

【ツイステ夢小説】

【ツイステ】ジェイド先輩からのアプローチが凄い件について【ジェイド】

『トレイ先輩！！私に、チェリーパイの作り方を教えてください！！』

なんでもない日のお茶会の準備をしていたトレイに、頭を下げ、頼み込んでいたのはオンボロ寮の監督生のYOU。

突然のYOUの頼みに、トレイは驚きながらも｢教えるのは良いが……何でチェリーパイなんだ？｣と聞いた。

『それがですね……もうすぐエースの誕生日でして、いつもエースにはお世話になっているから、その御礼という意味でチェリーパイを作ろうと思って……』

｢でも、"作り方が分からないから俺に聞いた"、と……そういうことだな？｣

『そういうことです！』

さすがはハーツラビュル寮の副寮長。話の飲み込みがとても早く、そして、頼りになる。

｢了解、もうすぐこの作業が終わるから、それまでちょっと待っててくれないか？教えるのは教えるからさ。｣

『ほんっっとうにありがとうございます！！』

15分後──約束通り、トレイによる、チェリーパイの作り方講座が始まった。

｢焦がさないように三分程煮詰めて……そうそう、火の止め忘れには十分注意すること。次は──｣

分かりやすく、丁寧に教えてくれるトレイ。

｢さすが、ハーツラビュル寮で副寮長をしている人だな｣、とYOUは改めて感じた。

そして──

『出来た……！！』

｢おお！初めて作った割にはとても上手に出来たな。｣

『それもこれも、トレイ先輩が丁寧に教えてくださったお陰ですよ！本当にありがとうございます！！』

｢御礼を言われるほどではないよ。当日、エースが喜んでくれるといいな。｣

どこまでもお兄さんオーラなトレイ。そんな彼を、YOUは心の底から尊敬していた。

｢"また"何か聞きたいことがあったら、"いつでも"遠慮せずに来てくれ。｣

『分かりました！また何かあったら、トレイ先輩の所に行きますね！』

｢あぁ、待ってる。｣

YOUと別れた後、厨房室で一人になったトレイは、｢"また"とか、"いつでも"なんて……俺も大概だな。｣と、誰にも聞こえないような声で呟いた。

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